グリム兄弟のメルヒェン

ハインツ・レレケ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000004381
ISBN 10 : 4000004387
フォーマット
出版社
発行年月
1990年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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204p;20X14

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tieckP(ティークP) さん

    著者のレレケは、グリム童話は調べたらかなりの部分がフランス由来だ、というのを証明してしまった人。とりわけ昔話通として想定されていたマリー婆さんが本当は存在せず、フランス系移民の若い女性だと示したことで有名。本書はその事実についての簡単な言及もあるけれども(なんといってもそれは20世紀グリム研究の最重要業績だから)、グリム兄弟のメルヒェン収集についての派手さのない入門書である。フィリップ・オットー・ルンゲからの聞き取りを理想のメルヒェンとしてそれに寄せたという説明が印象的。数冊目を通した入門書のなかで抜群。

  • ぼんくら さん

    グリム研究に革命的な変革を巻き起こした(とあとがきにありました)レレケのグリム童話の入門書。グリムというジャンルが形成されるプロセスの分析している。

  • ティス@考える豚 さん

    1990年。小澤俊夫訳。題に『グリム兄弟』と強調してあるように童話そのものよりグリム兄弟と彼等の周囲の人々や、前身となった童話蒐集家など中世の童話に携わる人物に重きを置いたグリム考。グリム兄弟達の従来のイメージ『足で稼ぎ自らの耳で童話を集めた』を覆されてしまった。グリム兄弟が優秀な童話蒐集家であることは否定しないが同様に優秀なストーリーテラーであったのだろう。歴史の推移がグリム童話への神格化を進めた。ナポレオンやナチス、またグリム兄弟が目指したドイツ国の自負心の高揚、その試みが実像をぶらしたのだ

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