ニッコロ・マキャヴェッリ

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マキァヴェッリ全集 2

ニッコロ・マキャヴェッリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480790125
ISBN 10 : 4480790128
フォーマット
出版社
発行年月
1999年01月
日本
追加情報
:
469p;22

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てれまこし さん

    ほぼ同時期に書かれたのに『君主論』では王政、『ディスコルシ』では共和政色が強い。マキァヴェッリの真意を巡って様々な解釈を生んだが、当時の状況と彼の立場に鑑みるにそれほど矛盾はないかも。マキァヴェッリの目的は仏、西という新興大国に対抗できるイタリア統一国家の建設。だがイタリア人民は堕落してるから新君主が上からあらゆる手段を用いて教育し直すしかない。だけども新君主が頼れるのはやっぱり人民。貴族を犠牲にして共和政に近くなる。しかし、マキァヴェッリが当時語らっていた反メディチの貴族の子弟たちも力量で成り上がれる。

  • Hotspur さん

    LivyをBook 10まで読んだので、こちらに移る。『君主論』よりも例示が豊富で議論が分厚いが、驚くのは議論の雰囲気がモンテーニュに近似していることである。おそらくそれは固定観念、既成概念にとらわれない極めてフラットな態度で書かれていることに由来するのではないだろうか。例えば「人間は、大局を判断する場合は誤りを犯しやすいが、個々の問題では間違うことはない」というテーゼには直感的にはあれ?と思うが、そこでカプアやローマ元老院のケースを例示として示されると苦笑しながらも同意させられる、など。訳者解説は有用。

  • figaro さん

    リウィウス「ローマ建国史」最初の10編についての論考。ローマの政体を混合政体とみて、平民と貴族の対立がローマを自由にしたと主張している。共和制の長所を、長期戦にはファビウスが、勝ちに乗じたときにはスキピオが控えていると評し、他方、法律も守らない人民を抑えるには、絶対権=王権が必要だが、これを世襲とするべきではないとする。後半は、外交・軍事に関する記述が多いが、陰謀についての章は熱く論じられているので、フィレンツェに起こる次の事態を推察したのだと思う。

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ニッコロ・マキャヴェッリ

1469‐1527。イタリア、ルネサンス期の政治思想家。フィレンツェ共和国の官僚。フィレンツェを支配していたメディチ家が追われた1498年、29歳でフィレンツェ共和国の第二書記局書記官長に任命される。フランス、ローマとの外交折衝やビザの奪還など、外交軍事の実務を担った。1512年メディチ家が再び権力

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