ニクラス・ルーマン

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システム理論入門 ニクラス・ルーマン講義録 1

ニクラス・ルーマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787707031
ISBN 10 : 4787707035
フォーマット
出版社
発行年月
2007年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,427,3p

内容詳細

ルーマン本人による、徹底的解説。ビーレフェルト大学において1991/92年冬学期に開講された「システム理論入門」と題する講義(全14回)の全訳。初学者を対象に入門的性格を重視して解説に徹した講義は、完成された体系として受け取ってきたシステム理論の成り立ちとその意義を明らかにする。

目次 : 1 社会学とシステム理論/ 2 一般システム理論/ 3 時間/ 4 意味/ 5 心的システムと社会システム/ 6 自己観察する作動としてのコミュニケーション/ 7 二重の偶発性、構造、コンフリクト

【著者紹介】
ニクラス・ルーマン : 1927‐1998。20世紀を代表する社会学者の一人。もっとも重要な功績は、新たなシステム理論を社会学理論に結びつけ、一つの社会理論を発展させたことにある。フライブルク大学で法律を学んだ後、ニーダーザクセン州の行政官として勤務。タルコット・パーソンズの社会学に徹底的に取り組むためハーバード大学へ留学。その後、ミュンスター大学で博士号、教授資格を1年で取得。1969年、新設されたビーレフェルト大学に教授として就任。1993年に定年退官

ディルク・ベッカー : ヴィッテン/ヘアデッケ大学社会学講座担当教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  •   さん

    再読。ルーマンの講義録。分かりやすく要点をまとめている。ルーマンの場合は、「差異」の理論の構造主義的で静的なフラクチャーが如何にして動的な複雑性が産出されるのか、或いは如何にその複雑な伝達の回路が、我々がうまくやるように縮減され合意を与えるのか。オートポイエーシスの理論を導入することで見通しを図っている。つまり、本来は操作的に閉じられているシステムが(それ故に?)外に開かれる条件を可能にする。環境=システム、二重カップリング、相互浸透、偶然性の問題など、構造主義的な認識を洗練させている。

  • MelanchoryRice さん

    何度も読み返しながら、やっと理解が追い付く。 前提としている知識がある程度あるので、そこを知らないとわからないことも。 システム理論の体系を理解するより、その背景や思考のプロセスを追いたいときには役に立つ内容。

  • 抹茶ケーキ さん

    ルーマンの講義録。中心的な概念を説明してる。一番最後のダブル・コンティンジェンシーの話以外はそれなりに分かったような気がする。これだけ概念を色々と提示していても結局どこに向かってるのか、つまり何を目指して研究しているのかよくわからないところが一番理解しにくいところなんだろうと感じた。訳がよくないと読んだけど、そこまで読みにくいわけではなかった。

  • グレイシア さん

    難しくて理解できなかったしその割には意味や観察とか内容は重箱の隅をつついている感じがした システムについてでフィヒテとかスペンサーブラウンなどを知らないといけないのかも? 

  • けん さん

    本書にも書かれてるように理論体系としてまとめたものではなく、概念の解説に焦点を当てている。問題定義は面白いし、その切り口は鮮やかなのだが、それゆえに概略を述べよと言われると口ごもっちゃうなぁ。「それ理解できてないだけだから」という反論は認めない。

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