リスからアリへの手紙

トーン テレヘン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309207933
ISBN 10 : 4309207936
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
112p;20

内容詳細

高い木に家を構える思慮深いリス君、蜜が大好きな奥ゆかしいアリさん、ダンスと木登りを愛する象君、蜂蜜ケーキが好きな熊君、バラの木の下の隠れ家に住む恥ずかしがりのアリマキ君…。一癖も二癖もある動物たちが繰り広げるオフビートな物語。『ハリネズミの願い』の著者が贈る、自由で喜びに満ちたユートピア。

【著者紹介】
トーン・テレヘン : 1941年オランダ生まれ。作家・詩人・医師。ユトレヒト大学で医学を修め、ケニアでマサイ族の医師を務めたのちアムステルダムで開業。84年、最初の動物たちの物語『一日もかかさずに』を発表。以後も、リスやアリをはじめとして動物たちを主人公とする物語を50作以上発表し、世界で愛されている。受賞も多数。邦訳に、『ハリネズミの願い』(本屋大賞翻訳小説部門受賞)など

柳瀬尚紀 : 1943年北海道根室市生まれ。英米文学翻訳家。2016年7月30日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    トーン・テレヘン、3作目です。人間さえも手紙を書かない時代にリスもアリもゾウも、最期には太陽までも手紙を書くのは何故でしょうか?大きなゾウが木の上に昇ったり、著者の作品の中では、一番寓話性が高く、アナーキーな作品でした。

  • ☆よいこ さん

    寂しい人に寄り添う動物寓話。動物たちが手紙を書く。風が届ける。返事を書く。手紙が欲しいと思ったスズメは手紙の書き方講座を開き、講座生に自分あての手紙を書かせる。そしてみんなケーキが大好き。▽毎日が誰かの誕生日。おめでとう。

  • Ikutan さん

    手紙ってもらったら嬉しいし、書く時はちょっとドキドキ。動物たちの間でやり取りされるお手紙は優しさがいっぱい。アリさん、熊さんのちょっとあつかましいお願いの手紙は、微笑ましく、ちゃんと叶えてくれるリスさんをはじめ動物たちの優しさに和む。ケーキを前にした熊さんや手紙の布団にくるまれて眠るアリさんの寝顔の幸せそうなことといったら‼恥ずかしがりのアリマキさん。浮世離れした象さん。亀さんとカタツムリさんのやり取りも楽しい。ペンギンさんの氷の手紙もいつか溶けずにみんなに届くといいなぁ。もう、皆可愛くって癒されます。

  • ひらちゃん さん

    リスからアリへは勿論、いろんな動物たちが互いに手紙を出し合います。時には動物ですらない、不思議な世界観。手紙っていいよね。中にはとっても不可解なものや、一生懸命出しても届かないものもあったけど。風に乗ってやってくる手紙が私も欲しいな。

  • よこたん さん

    “リス君のもとへ、夕暮れに返事が届きます。クリームと蒸し煮マロンのこってりした手紙で、柏の蜜で文字が書かれています。” 読む前にうっかり食べてしまいそうになるような美味しそうな手紙。氷のかけらに書いて届くまでに溶けちゃう手紙、自分自身への手紙、いつもお世話になっている手紙へ宛てた手紙…。貰ってうれしいものだけれど、誰かに向けて思いをしたためるという行為自体が素敵なことだな。それぞれ少し心配ごとを抱えていたり、ふと寂しかったり、なんてことないけどお礼を伝えたかったり。手紙にも、ふんわりした言霊は宿っている。

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