月おとこ 児童図書館・絵本の部屋

トミー・ウンゲラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566001138
ISBN 10 : 456600113X
フォーマット
出版社
発行年月
1978年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32cm,39p

内容詳細

月にすんでる月おとこは、たのしそうな地球のひとたちとなかまになりたいと思っていた。そしてある日、流れ星のしっぽにつかまり、地球におちてくる。みんなびっくり仰天の大さわぎ。月おとこは、ろうやに入れられてしまうが…。国際アンデルセン賞受賞作家の夢あふれるお話。

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    トミー・ウンゲラー作(文と絵)。詩人の田村隆一と、あそうくみの訳。月おとこが流星に乗って地球にやって来るというお話。お話の根幹になっているのは、月の満ち欠け。この絵本も、やはり絵が70%以上を占める。ウンゲラーは作品によって絵のタッチも一様ではないようだ。今回は主人公の月おとこよりも、周囲の人たちの個性的な様子と表情が面白い。色彩はやはりカラフルで強いインパクトで迫る。最後に登場するマッド・サイエンティスト風の博士も愛敬を添える。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    うかれ踊っている地球の人々をみて仲間に入りたいと思った月おとこは、流れ星につかまって地球に落ちてきました。驚き警戒心をあらわにした政治家、軍人、科学者。遠くから眺めていたのとは違って、地球人は決して友好的とは言えなかったのです……。ユーモラスだけど毒のある絵本。子ども時代をドイツ占領下で過ごした作者は、大人向けにもシニカルな作品を発表しているそうです。1978年7月初版。

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    表紙の陽気なおじさんを見て☆ まん丸で 透き通るような青白い光。これはまさしくお月さま♡ ■毎晩地球を見下ろしていた月おとこの ひとときの冒険のお話です。あれがあーして こーしてそーして… 人間の大人たちの滑稽さったら。そして出会う運命の人のユーモアったら。■作者のトミー・ウンゲラーは『すてきな三にんぐみ』の人。国際アンデルセン賞受賞作家。■やっぱりいつもの所がいいよね。今夜も月を見上げてみよっと( ' ᵕ ' ) (1967年)

  • とよぽん さん

    最後の場面は、まるで『竹取物語』のかぐや姫昇天のシーンのような? 月と地球、異星生物へのあこがれか・・・。起承転、までは面白かったが、結は「う〜ん」 原題は『MOON MAN』、43年も前に出版された絵本。「おとこ」と言うには絵がちょっと可愛すぎるゎ。

  • キジネコ さん

    美しいものを愛せる者は正しいかしら。満月の夜 公園のベンチ 酔った僕はグルグル考えた。愛を失って 深酒して 溜息ついて後ろ手に 空を仰げば 隣のベンチで声がする。違い過ぎるものを愛するため 理由がないとダメなのかい と囁く彼を見た。仮の理屈を装えば 認めて貰える愛がある。近くて遠い空の月 隔てる永遠が淋しいと嘆く彼。空を行くロケットの軌跡を貴方は見ましたか。「怪しい月おとこは何処だ」と訊く追っ手「こんな場所で こんな時刻に何してる」と問われた僕らも彼の様に 仮装を脱いで夜空を逃げてみませんか 何処までも。

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