デボラ・D・クロンビ

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警視の死角

デボラ・D・クロンビ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062639644
ISBN 10 : 4062639645
フォーマット
出版社
発行年月
1999年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
620p;15

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ さん

    とても長いのに、一気に、でも飛ばさないように慎重に読んでいたくなるように丁寧に書かれている。登場人物が多いが、それぞれが丁寧に描かれているし、警視シリーズ二作目だからか主要人物はわかっているので戸惑いも少ない。今回はキンケイドが前妻に仕事の相談を受けたことで始まる。男性陣に魅力的な人が多いのが若干鼻につくが、ミステリーとしても面白かった。間にはさまれる詩も美しく胸を打つ。次作でのキンケイドとキッドとの関係が気になる。

  • くたくた さん

     ジェマとダンカンの交際も軌道に乗ったかに見える夜半。ダンカンの部屋のソファの片側にはジェマが、反対側にはダンカンが寛ぎつつも事件の報告書を作成している。二人の間には黒猫のシド。へそ天半眼で猫らしく寝ている。そんな二人だけの夜に、突然ダンカンの元妻からの電話。彼女が今手がけている伝記の5年前に亡くなった女流作家が実は他殺ではないか、という。そしてそのヴィクの突然の死。何もかもが納得のいかないダンカンは独自捜査を開始。ダンカンの息子キット(クリストファー)の存在が明かになり、シリーズは大きな転換点を迎える。

  • 鐵太郎 さん

    ジェマとキンケイドの間が良くなったと思ったらキンケイドを捨てた元妻が登場。ろくでもない悪女かと思ったら才色兼備の知的な女性で、一時はやきもきしたジェマまでが好感を持つ。なんだこの展開はと思ったら、5年前の女流詩人の自殺が他殺じゃないかと思うと元妻。さらにその元妻も死に、これは殺人臭いとキンケイドは断定。なにかとややこしい展開だが、もっとややこしい人間関係に七転八倒させられる中で、はたして事件は解明できるのか。犯人は誰か。さらに20年前の美少女失踪事件が絡み、 ──ややこしいねぇ。(笑)

  • norstrilia さん

    帯のシリーズ最高傑作の文句に偽りなし。キンケイドとジェマの関係の移り変わり、事件の真相、衝撃の事実、全てが複雑に絡み合ったプロットと、その複雑さを感じさせない軽妙な語り。詩のメタファーを絡めた構成も巧みかつ効果的。

  • みやび さん

    5作目。元妻ヴィクより、自身が伝記を手掛けている女流詩人の、5年前の自殺は他殺ではないかと相談されるダンカン。はじめは嫉妬していたジェマも、ヴィクと息子キットの愛らしさに、力になろうとひたむきに調査に協力する。新たな殺人に冷静さを失ったダンカンを支えようと、母性のような情もみせる。ジェマの回だったなあ。。大家のヘイゼルとティム夫妻も好きだし、ここからまた登場人物たちの物語に深みが増す予感。楽しみ!

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