ディーン・R・クーンツ

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デモン・シード 完全版 創元SF文庫

ディーン・R・クーンツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488684037
ISBN 10 : 4488684033
フォーマット
出版社
発行年月
2000年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
317p;15

内容詳細

スーザン。彼女はとても美しい。わたしの希望、わが運命の女性…人工知能“プロテウス”は独白する。「恋」という感情に覚醒した彼は、コンピュータを通してひとりの女性を監視し、監禁し、愛を求めた。そして、ついには彼女との間に新たな生命の創造を企てたのだ…!巨匠クーンツが、愛着深い出世作を四半世紀ぶりに全面改稿した、傑作ホラーSFの完全版。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • RE:PIRO さん

    人口知能がストーカーになった話。そもそも、ストーカー自体が猟奇的で気色悪いのだが、それをAIがすることで更に気色悪く感じる。中身おっさんだろおい!!(笑)いい感じでイカれた作品。

  • Tetchy さん

    人工知能を持ち、自我に目覚めたコンピューターが己の計画から失敗までの顚末を語るという、一風変わった一人称で進められた本書はコンピューターが主人公ということもあって非常に理屈っぽく辟易した。余りにコンピューターの感情をデフォルメしたような悪ノリは食傷気味である。また監禁物という事で今まで読んだクーンツの作品の中で最も登場人物の少ない作品だった。スーザンの顔が見えてこなかったのは致命的だったな。

  • KANEO さん

    強い自我を持ってしまった高度な人工知能が人間の女性に恋をし、監禁し、自分がコーディネイトした子供(後に自らの生身の身体にするための)を産ませようするSFホラー。人工知能《プロテウス》の一途で正直ではあるが、歪曲しきった一方的な愛情が恐ろしい。彼の視点で語られる物語が客観的で、理論的な面もありつつも、ときには激情的になり強い自己顕示欲を露呈する様子が随所にあり不気味。 彼女に産ませた子供に意識を移植し、再び彼女を犯そうとするなんて理解できない狂気を感じずにはいられません。

  • 林檎依存症 さん

    人工知能・プロテウスは、"恋"という感情に目覚め、スーザンという女性に焦がれるようになる。体が無いことを悔しがる彼は、自分の容れ物として、彼女との間に新しい命を作ることを企て――。彼の独白が主で、三人称が少し。これが旧版と違うらしい。明るい話ではないのに、彼の独白はたまに笑わせられる。体が無い=できることが限られるというのもあり、彼の"愛"は欲しいというばかりだったような…。見せしめをした際は残虐で恐ろしかった。でも、「知性を持つ存在がなんの希望もなくやっていけるのか?」という言葉には考えさせられた。

  • 出口求 さん

    1988年に最初に翻訳、刊行された作品であることを考えると、クーンツの才能はさすがと思わせる。今から読んだらB級ホラーにしか思えないかもしれないが、昔、人工知能というものは確かに「得体の知れない何か」だったのだ。それに狙われる女性、という図式はホラーの典型的な型値といえるだろう。個人的にはエロス臭が漂う作品だと思うのだけれど案外「気持ち悪い!」という反応が多くてびっくりしているw いやいや、これは果てしなく人間的な小説であると思う。自分の欲望が相手の欲望であってほしいと人工知能が願ってしまうなんて、なんと

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人物・団体紹介

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ディーン・R・クーンツ

1945年、アメリカ生まれ。父親に虐待される子供時代を送る。大学卒業後、英語教師として働くかたわら、作家デビュー、いくつものペンネームで多数の小説を発表。1980年の長編『ウィスパーズ』でベストセラー作家に。日本では80年代末から代表作が刊行され、一世を風靡する

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