オペレッタ・フェスティヴァル（４ＣＤ）

ツィーラー：オペレッタ・フェスティヴァル（４ＣＤ）

オーストリアの作曲家、指揮者カール・ミヒャエル・ツィーラーは1863年にダンス・オーケストラの指揮者として活動を開始、1893年まで歩兵連隊の楽隊指揮者を務め、1908年オーストリア宮廷舞踏音楽監督の称号を受けました。彼は70曲の行進曲、１２０曲を超えるワルツ、約２４０曲の舞踏曲と24曲の喜歌劇を書いています。最盛期には素晴らしい人気を誇っていたのですが、大戦が始まった頃から創作意欲をなくしてしまい、そのうえ戦時のインフレによって資産を失い、最期は貧困のうちに生涯を閉じてしまった人です。
　この４枚組はツィーラーの14曲の宝石のような喜歌劇作品からのハイライト集で、本当に心から楽しい音楽を聴いていると、ツィーラーの本格的復興を心待ちにしたくなるのではないでしょうか。（CAPRICCIO）

【収録情報】
Disc1
・歌劇「3つの願い」より
・歌劇「偉大な少女」より
・歌劇「宮廷舞踏会」より

Disc2
・歌劇「放浪者」より
・歌劇「旅の案内人」より
・歌劇「ジェローム王」より
・歌劇「軽騎兵将軍」より

Disc3
・歌劇「威勢のよい幽霊」より
・歌劇「鑑定人」より
・歌劇「愛のワルツ」より

Disc4
・歌劇「カシミールの王子」より
・歌劇「愚かな心」より
・歌劇「恋人たちの戦場」より
・歌劇「ビーダーマイヤー夫妻」より
・歌劇「ドイツの連隊員」より
・歌劇「ドイツの親方たちのバンド」より

　リタ＝ルチア・シュナイダー（ソプラノ）
　ニナ・ベルテン（ソプラノ）
　レナーテ・ホルム（ソプラノ）
　イェルク・シュナイダー（テノール）
　ペーター・ミニッヒ（テノール）
　アントン・デルモータ（テノール）
　クルト・エクヴィルツ（テノール）
　ペーター・ザイフェルト（テノール）
　オシー・コルマン（バリトン）
　ハラルト・セラフィン（バリトン）、他