チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

交響曲第5番 マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団(レーベル・カタログ付)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
900104CA
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


カタログ付き限定盤
ヤンソンス&バイエルン/チャイコフスキー:交響曲第5番


2009年11月、ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団の来日に合わせて特別にリリースされたチャイコフスキー:交響曲第5番。来日直前に録音されたこのアルバムは、当時のヤンソンスとオーケストラの親密な関係をうかがわせるものとして大評判になりました。後に『フランチェスカ・ダ・リミニ』を併せてのSACD盤も発売されましたが、今回は当時の形のままである第5番のみのCDに、BR-KLASSIKレーベル創立10年を記念してのカタログを添付。特別価格盤。(輸入元情報)

2009年11月15日のサントリーホール公演では、前半ブラ2、後半チャイ5の熱演に感激した聴衆が、終演後のヤンソンスのサイン会に約400人も並び、地下道をうねる長蛇の列をつくってバイエルン側関係者たちを驚かせました。
 そんな絶好調ヤンソンス&バイエルン・コンビの姿を伝えるこのCDは、来日直前、2009年10月9日に彼らの本拠地であるミュンヘン、ガスタイクのフィルハーモニーでおこなわれたコンサートをライヴ・レコーディングしたものです。来日公演会場で、日本の聴衆がコンサート鑑賞の記念として購入することができるよう、超特急でCD制作をおこなったというバイエルン側の熱い思いが詰まったCDでもありました。

【ヤンソンス自身がチェック】
最初からCD化を想定して入念にライヴ収録されたためか、ガスタイクでの収録ながら残響も適切で、音の質感や帯域バランスも非常に良く、現在の彼らの高度な実力を細部まで克明に快適に聴きとることができます。
 録音は2回の演奏会でおこなわれ、両方のテイクをヤンソンス自身が厳しくチェックし、より興奮度の高い10月9日の演奏が選ばれることとなりました。

【ヤンソンス得意のチャイ5】
ヤンソンスのチャイ5といえば、1984年にオスロ・フィルを指揮した若き日の快速演奏が有名。これは当時まだ知名度の低かったオスロ・フィルの実力を海外に示すために、ヤンソンスとオーケストラ側が自主制作した音源をいくつかのレーベルに売り込み、最終的にイギリスのシャンドスがリリースすることを決定したという、ヤンソンスにとっても特別な感慨のあるアルバムです。
 この演奏はそれから四半世紀を経てのもので、基本的な解釈は同じながら、細部の表現がより濃やかになり、さらに分厚くマッシヴなサウンドによるスケールの大きなダイナミズムが獲得されている点も特筆されるところです。これはヤンソンス自身の解釈の深化と、その要求に完璧に応えるヴィルトゥオーゾ・オケ、バイエルン放送響の実力あってのものでしょう。

【ヤンソンスとバイエルンの絆】
ベルリン・フィルと共にドイツを代表するオーケストラであるバイエルン放送交響楽団は、オイゲン・ヨッフムによって1949年に創設されています。以後、ヨッフム [1949-1960(12年間)]、クーベリック [1961-1979(19年間)]、デイヴィス [1983-1992(10年間)]、マゼール [1993-2002(10年間)]と錚々たるマエストロが首席指揮者の任に当たってきましたが、2003年10月、楽団員全員の一致で、現代の数少ない巨匠指揮者であるマリス・ヤンソンスが5代目の首席指揮者に選ばれています。
 以来、妥協を許さない完璧主義と血の通った人間性を併せ持つ両者のコンビネーションは、コンサートはもちろん、レコーディングでも世界各国のレコード賞を受賞するなど大きな成功を収めています。
 オーケストラからベストなサウンドを引き出すことにかけて非凡な才能を示すヤンソンスだけに、バイエルンのように元から巧いオーケストラの場合には、その美点がさらに強化されるため、実演でもセッションでも見事な成果を示してくれるケースが多いようです。
 ヤンソンスがバイエルン放響を指揮した録音はすでに数多くリリースされていますが、たとえば首席就任翌年の2004年にセッション収録されたショスタコーヴィチの交響曲第4番は、かつてどの演奏も到達できなかったほどの交響的な精密さを獲得しており、単なる熱演ではわからなかった作品の構造を明らかにして交響曲ファンを唸らせたものでした。一方、同じ2004年にライヴ録音されたシベリウスの交響曲第1番では、実演ならではの心地よい高揚感とすがすがしい推進力を示して聴き手の熱い共感を得ていたのがいまだ記憶に残るところです。

【ますます深まる絆の反映されたチャイ5】
このチャイコフスキーの交響曲第5番は、それらの録音から5年を経たもので、いっそう深まったオーケストラとの絆をあらわすように全曲どの部分をとっても隙のない演奏に仕上がっているのがさすがというほかありません。
 徹底したスコア・リーディングによる豊富で的確な音情報と、実演ならではの高揚感・陶酔感の双方を揃って具現化することに成功した素晴らしい演奏であり、さらに個々の楽員が実に巧いこともあって、大音量で再生すれば魅力もさらにアップするものと思われます。(HMV)

【収録情報】
● チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64


 バイエルン放送交響楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:2009年10月9日
 録音場所:ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

  • 01. Symphonie Nr.5 e-Moll op.64 Andante-Allegro con anima
  • 02. Symphonie Nr.5 e-Moll op.64 Andante cantabile,con alcuna licenza
  • 03. Symphonie Nr.5 e-Moll op.64 Valse:Allegro moderato
  • 04. Symphonie Nr.5 e-Moll op.64 Andante maestoso-Allegro vivace

ユーザーレビュー

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落ち着いたテンポの整然とした演奏です。こ...

投稿日:2019/11/05 (火)

落ち着いたテンポの整然とした演奏です。この曲を鑑賞する上での不足はありません。だだ、スリル感やハットする感じは全くありません。音質もこのレーベル特有の温かく、耳に心地よいものでした。

ウーヤーター さん | 東京都 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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