チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

チャイコフスキー:ロメオとジュリエット、弦楽セレナード、フランチェスカ・ダ・リミニ、エヴァルド:金管五重奏曲集 エッシェンバッハ&フィラデルフィア管(2CD)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ODE1150
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

贅沢CD2枚組!
エッシェンバッハの濃密演奏によるチャイコフスキー悲恋の管弦楽
&フィラデルフィア管のメンバーによる金管奏者必聴のエヴァルド


エッシェンバッハ&フィラデルフィア管のシリーズ第9弾。2003年から2008年までフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を務めたエッシェンバッハ。最新盤はチャイコフスキーの管弦楽作品と金管奏者にはお馴染エヴァルドの金管五重奏曲を収録。伝説的な演奏を作り上げたエッシェンバッハ&フィラデルフィア管のチャイコフスキー交響曲第4、5&6番に続く熱演を披露しています。
 シェイクスピアの傑作「ロメオとジュリエット」。チャイコフスキーは1869年の第1稿から約10年かけて練り上げ、現在は1880年の最終稿が演奏される事がほとんど。世界中の誰もが知っている恋愛悲劇を音楽で細かく描写しています。チャイコフスキー特有のロマンティックな旋律を、エッシェンバッハお得意の濃密かつ濃厚な表現で描き出しています。後半のクライマックスシーンのロメオとジュリエットのテーマでは、一層劇的に盛り上がり鮮烈な印象を残します。『弦楽のためのセレナード』はオーケストラの実力が表れる緊密なアンサンブルを聴かせてくれます。『フランチェスカ・ダ・リミニ』はダンテの「神曲」に出てくるフランチェスカ姫の劇的な悲恋の物語。エッシェンバッハのグロテスクでドラマティックな音作りに注目です。
 ロシアの作曲家、ヴィクトル・ウラジミロヴィチ・エヴァルド(エーヴァリト)は一般にはほとんど知られていないものの、金管楽器奏者の間ではビッグネーム。サンクトペテルブルク生まれ。音楽院で学んだ後、土木工学の教授を務めながら、当時ロシアで名を馳せたベリアエフ四重奏団のチェリストとして活躍しました。4曲の金管五重奏曲は、1888年から1912年にかけて作曲。それまでは生前に出版された変ロ長調(作品5)1曲だと思われていたのが、1960年代になって4曲あることがわかり、金管五重奏の標準レパートリーとして広く演奏されるようになりました。フィラデルフィアのメンバーによるクインテットはちっとも力まないのにパワフル。柔らかく、美しい自然なアンサンブル。ヴェリゾン・ホールで録音されたこの演奏で聴くと、エヴァルトの作品が、味わいのある素敵な音楽に一変します。全4曲を演奏したストックホルム・チェンバーブラスの録音(BIS613)ととともに、この曲集の代表的録音に挙げられるでしょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
CD1:
チャイコフスキー:
・幻想的序曲『ロメオとジュリエット』 (1880)
・弦楽オーケストラのためのセレナード作品48
 フィラデルフィア管弦楽団
 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)

 録音時期:2008年1月、2007年11月(セレナード)
 録音場所:フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

CD2:
チャイコフスキー:
・幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』作品32
 フィラデルフィア管弦楽団
 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)

 録音時期:2008年1月
 録音場所:フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

エヴァルド:
・金管五重奏曲第1番変ロ短調 作品5
・金管五重奏曲第3番変ニ長調 作品7
 フィラデルフィア管弦楽団員
  デイヴィッド・ビルガー、ジェフリー・カーナウ(トランペット)
  ジェニファー・モントーン(ホルン)
  ニッツァン・ハロズ(トロンボーン)
  キャロル・ジャンチュ(チューバ)

 録音時期:2009年6月
 録音場所:フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

 制作: マーサ・デ・フランシスコ
 録音: ジャン=マリー・ジャイサン、チャールズ・ギャグノン

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Tchaikovsky: Romeo and Juliet [22:21]
  • 02. Serenade for String Orchestra, Op. 48: I. Pezzo in forma di sonatina: Andante non troppo - Allegro moderato [10:46]
  • 03. II. Valse: Moderato. Tempo di valse [04:03]
  • 04. III. Elegia: Larghetto elegiaco [11:17]
  • 05. IV. Finale (Tema russo): Andante - Allegro con spirito [08:16]

ディスク   2

  • 01. Tchaikovsky: Francesca da Rimini,Op. 32 [26:24]
  • 02. Ewald: Brass Quintet No. 1, Op. 5: I. Moderato [04:47]
  • 03. II. Adagio - Allegro - Adagio [03:47]
  • 04. III. Allegro moderato [03:45]
  • 05. Brass Quintet No. 3, Op. 7: I. Allegro moderato [05:31]
  • 06. II. Intermezzo [04:36]
  • 07. III. Andante [03:52]
  • 08. IV. Vivo [03:48]

ユーザーレビュー

総合評価

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弦楽セレナードを初めて聴いたのはオーマン...

投稿日:2010/05/23 (日)

弦楽セレナードを初めて聴いたのはオーマンディ/フィラデルフィアのCBS録音で(実はかなりカットのある版だと後に知ったが)文字通りLPが擦り切れるまで聴いたものだ。この新録音はフィラデルフィアの弦のシルキー・サウンドをよみがえらせたもの。もちろんこの曲は二十人前後のアンサンブルでやるとまた別の味わいがあるが、これはきわめて濃厚・壮麗な演奏。指揮者の弱音部や細部の表情へのこだわりが、実に濃密な音楽を作っている。二つの悲恋物語に基づく幻想序曲/幻想曲もロマンティックかつスケール雄大な出来ばえ。なぜか今のところSACDでの発売はないようだが、録音も超優秀。録音スタッフがホールの特性にようやく慣れてきたのに、このコンビの録音がおそらくこれで打ち止めとなるらしいのは、全く残念なことだ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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エッシェンバッハとフィラデルフィア管との...

投稿日:2010/05/16 (日)

エッシェンバッハとフィラデルフィア管との一連のシリーズの中でも、傑出した出来ばえと言えるのではないか。とりわけ弦楽セレナードの弦楽器合奏の美しさはこの上ないし、あまり聞いたことがなかったフランチェスカにも感動した。またエヴァルドは初めて聞くが、これがなかなかいける。

はしかつ さん | 千葉県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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