チャイコフスキー(1840-1893)

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CD

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、ムソルグスキー:展覧会の絵 ホロヴィッツ

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC37644
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明



RCAレッド・シール・ザ・ベスト
192kHz最新リマスタリング/ルビジウム・クロックジェネレーター使用最新カッティング

1.ムソルグスキー:展覧会の絵
2.ムソルグスキー:水辺にて
3.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23

ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団(3)
録音:
1951年4月23日、ニューヨーク、カーネギー・ホールでのライヴ(1)
1947年11月21日、ニューヨーク(2)
1941年5月6日&14日、ニューヨーク、カーネギー・ホール(3)
モノラル録音

義父の完璧主義者トスカニーニと組んで練り上げたチャイコフスキーは、その圧倒的ダイナミックレンジと超絶技巧の炸裂に度肝を抜かれる、同曲演奏史上の金字塔。1951年にライヴ収録された「展覧会の絵」ではあちこちに手を加えたホロヴィッツ独自の版を用いています。ピアニスティックな効果はオリジナル版と聴き比べれば比較の対象外とすら言えるほどすさまじい。原典・エクリチュール中心主義者も、斯様な演奏の前では頭を垂れるほかないでしょう。(BMG)

内容詳細

「展覧会の絵」は有名なライヴ録音で、自身のテクニックを最大限に活かしきったホロヴィッツ版での凄まじい演奏。チャイコフスキーは、岳父トスカニーニとの歴史的な録音。天才にしかなしえない名演だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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周知の通りホロヴィッッの本格的演奏活動の...

投稿日:2013/06/26 (水)

周知の通りホロヴィッッの本格的演奏活動の舞台アメリカでのデビューはチャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番で以降収録上そんなに多くない協奏曲の中でも特にマァ需要・供給関係からこの曲のウエイトというかとにかく彼としてはライブを含めて数多く記録が残されております。その中で本盤は1941年ホロヴィッツ38歳の頃、バックが義父トスカニーニ(当時74歳)が振る新設NBCSOによる演奏(タイム@17’32A5’48B6’07)でありこの共演によるこの曲の収録は他に同年のライブ分(同@17’38A5’23B6’39)、1943年(ライブ、@18’58A5’42B6’29)分等があって全て聴き比べたわけではありませんが完全主義者トスカニーニ指揮下でのこれらの中では本盤演奏が完成度が高い様に思えます。さて、その演奏は古いモノラル録音でノイズもある程度仕方ないとして逆にその音質から出て来る両者の「気迫」が充分うかがえこの演奏の歴史的存在価値も我ながら認識した次第です。タイムを見ても分る様に大変速いテンポで第1楽章から展開して行きます。ただ一直線に進むバックはやはりトスカニーニらしく、さりとて何処と無く婿に一歩譲っている風は面白いですね。若干さっさと片付ける傾向の演奏の趣きの中で超絶技巧によるPカデンツァの燦然さは聴き処でしょう。その超絶技巧には中間楽章でゾクッとしました。とにかくスピーディな最終楽章も後段轟く迫力によるクロージングにため息も・・・。なお、ホロヴィッツのチャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番には上記のトスカニーニとの諸演奏の他に1934年バックがマルコ/デンマークRSO(ライブ、タイム未確認)、1940年ハバルビローリ/NYPO(タイム@19’21A5’48B6’27)、1948年ワルター/NYPO(ライブ、タイム@19’22A6’32B6’16)、1949年スタインバーグ/ハリウッド・ボールSO(タイム@20’04A6’32B6’23)、1953年セル/NYPO(ライブ、トータルタイム31’29)等があり第1楽章のタイムを見てもトスカニーニペースがやっぱり本盤で明白なのかも・・・。ホロヴィッツの「展覧会の絵」は彼の出身地と一時流布された「キエフの大門」で堂々たるクロージングがあるピアノ原典版で聴くか彼の編曲が噛んだ版を聴くかで大分印象が異なるらしいですね。本盤は1951年後者版によるライブ収録(トータルタイム29’17)で確かに聴いて行くと原曲イメージを留めていない曲タッチ・・・好みは別として・・・にハッとする面白さは味わえます。専門的な事は小生などには分りませんが例えばスタートの「プロムナード」から左手?オクターブが低く、「フィドロ」での中間部以降の和音構成がより複雑化しているし「キエフの大門」もより堂々たる効果を上げるべく工夫が聴かれます。いずれにしても各曲概ねタイム上はショートにまとめてのライブ緊迫感は今一の音質からも伝わっておりますがマァ果たしてこれでこの曲の代表的演奏とするわけには行かないと思います、マニアの方は必聴でしょう。ホロヴィツツの「展覧会の絵」収録は原典版演奏で1947年のもの(同29’43)或いは1948年のもの(同28’59)がある様ですが詳細は未確認であります。小品「水辺にて」(タイム4’09)は聴いておりませんが全般として素晴らしいランクに・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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この音では若い世代がよく思わないのは無理...

投稿日:2010/12/30 (木)

この音では若い世代がよく思わないのは無理もないであろう。しかし、チャイコフスキーもムソグルスキーも昔は最高の演奏に数えられていたのだ。このピアノ・コン、実演を聞いたドナルド・キーン氏(アメリカの最高の日本文学者)は脳天をぶったたかれるような衝撃を受けたそうである。激しい感情が最初から最後まで流れるが、甘い安いセンチメンタリズムなど無縁な演奏。厳しいロシアの冬が到来するのような曲の始まり、微かに聞こえてくる流刑者達の呻き、それを激しく襲いかき消していくシベリアの大吹雪、そんな感じの、猛スピードで熱い思いを叩きつけながら突進していくかのような第1楽章のコーダ。厳しい冬の空気のようなリリシズムの第2楽章。このような毒に当たったものには、どんな演奏も、そして如何に音が良くても物足りないのです。当世評価の高いカラヤンとリヒテルの演奏、ゴジャースな響きで何と安っぽい臭い芝居。彼らには恥という心がないのか,そんな風に思うのです。ホロビッツのムソグルスキー、私はこの毒にも犯されている。この前ではリヒテルもベルマンもかったるい。音は良くない。しかし、これらの毒に全身犯されている私にとっては☆5つ。そうはいっても前に比べれば、音は大分改善されたように思う。

タテキ32 さん | 大阪府 | 不明

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プロムナードだけでなく展覧会の絵の全曲を...

投稿日:2008/09/05 (金)

プロムナードだけでなく展覧会の絵の全曲を聞いてみたくてこのCDを買いましたが、半世紀以上前の録音だったせいか、音が非常に悪く聞いててモヤモヤしてしまいました。録音時期などもっと内容を調べてから買わなかった私が悪い・・・後悔してます。 でも、チャイコのピアノコンチェルトも入っていて選曲内容はまあまあかな・・・

あたろう さん | 千葉県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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