チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、シューマン:ピアノ協奏曲 クライバーン、コンドラシン&交響楽団、ライナー&シカゴ響

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RRC1391
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、シューマン:ピアノ協奏曲
ヴァン・クライバーン


【収録情報】
1. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 op.23
2. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 op.54

 ヴァン・クライバーン(ピアノ)
 交響楽団(1)
 シカゴ交響楽団(2)
 キリル・コンドラシン(指揮:1)
 フリッツ・ライナー(指揮:2)

 録音時期:1958年(1)、1960年(2)
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 音源:RCA

収録曲   

  • 01. Allegro Non Troppo E Molto Maestoso - Allegro Con Spirito
  • 02. Andantino Semplice - Prestissimo - Tempo 1
  • 03. Allegro Con Fuoco
  • 04. Allegro Affettuoso
  • 05. Intermezzo - Andantino Grazioso
  • 06. Allegro Vivace

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私がまだクラシック音楽に興味も何も無かっ...

投稿日:2013/07/03 (水)

私がまだクラシック音楽に興味も何も無かった頃の1958年にチャイコフスキーコンクールで優勝したテキサスの若者・・・当時それでももう23歳になっており、現在の感覚では決して若者という年頃ではないのですが・・・クライバーンが凱旋帰国の折り紙吹雪舞うニューヨーク五番街をヒーローよろしくパレードした光景の写真が新聞等に載っていたのを覚えています。本盤チャイコフスキー・ピアノ協奏曲はコンドラシン(コンクールも指揮した当時44歳のロシア指揮者)指揮するオーケストラRCASOのバックによる凱旋直後の収録(タイム@20’45A7’05B6’45)で「アメリカンドリーム」を体現した若者だけが持ち合わせる天真爛漫な溌剌な熱気を放散した演奏になっております。テクニック的には万全で第1楽章から分かり易いコンドラシンのスタイルに導かれて録音上もあるのでしょう・・・実在性あるサウンドをピアノは展開して行きます。ややタッチに押し出しが立派過ぎる感触は無きにも有らずなのですがスタイル的には19〜20世紀の大家演奏に通じるスケール感と受け取りました。カデンツァも見事で独壇場ですね。バックオーケストラは時に管楽器のリアル音が気にはなりましたが分り易く力強いものです。中間楽章もピアノはライブの様にスリリングで緊迫感がありますがバックのメリハリがしっかりサポートします。第3楽章は若干ビジネス臭はしましたがクライマックスに向って凄まじい頑張りでピアノは高揚して行きます。とにかく本盤チャイコフスキー・ピアノ協奏曲は一つの名演奏としていつまでも記憶されるべきなのでしょうね。なお、クライバーンの弾くチャイコフスキー・ピアノ協奏曲には本盤演奏の四年前1954年のバックがミトロプーロス/NYPOとの共演ライブがあるそうですが詳細は確認しておりません。さて、本盤収録曲のシューマンピアノ協奏曲は一途に弾いている・・・そう先の優勝騒ぎからのフォローがある意味では期待でもあるし不安でもあることを吹っ切るように・・・ライナー/シカゴSOもやヽ雑ながらよく若武者を盛り立てています。1960年収録(タイム@15’20A5’15B10’17)でありますからクライバーンは26歳にもうなっていたのかな?指揮のライナーは72歳ですからやはり包容力を持ってこの若武者の伸びやかで開放的なソロを引き立てている様です。基本的には両者アメリカン・スタイルなので第1楽章での叙情的な場面もそう入れ込んだりはせず時にはチャイコフスキーでも聴かれた様にキツメのアタックで力みもご愛嬌となっております。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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