ダフネ・ショリンスキー

人物・団体ページへ

わたしが最後にドレスを着たとき 性同一性障害と診断されたある「少女」の回想

ダフネ・ショリンスキー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479570110
ISBN 10 : 447957011X
フォーマット
出版社
発行年月
1999年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
293p;20

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ni-ni- さん

    読み応えがあって面白かった。15から精神病院で過ごすことになった著者の記録だけれど、精神病院に至るまでの背景も凄まじく、ユーモラスに書いているけれど、暴力や性的虐待・育児放棄などの荒んだ環境の壮絶さが伝わってきた。電気ショック療法などがまだ行われている時代で、患者の人権の低さにゾッとした。女性ジェンダーに馴染めないだけで狂人扱いで問題視される時代があった、そして日本はどうなのだろう、と思うと恐ろしくなる。副題に性同一性障害とあるけど、著者はどう読んでもXジェンダーだと思う。

  • aftonpsalm さん

    同性愛がWHOなどで治療の対象となる精神疾患から外され、性同一性障害に対する治療法も確立してきたはずの1980年代が舞台であるはずなのに、作者に対してなされたまったく正反対の、「身体の性別に心の性別を無理やり適合させようとする」治療方針がとられていたことに深い憤りを覚えた。レッテル貼りをするだけで相手を理解しようとせず、ときに自らの下した医学的診断に翻弄される医者達の様子は、現代の精神医療にも通じる問題だと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品