セルジョ・ルッツァット

人物・団体ページへ

反ファシズムの危機 現代イタリアの修正主義

セルジョ・ルッツァット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000244329
ISBN 10 : 4000244329
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
堤康徳 ,  
追加情報
:
20cm,166,10p

内容詳細

イタリアで今、ムッソリーニ独裁を倒したレジスタンスの歴史的意義を否定する言論が台頭している。戦後イタリアの出発点となった反ファシズムの精神を歴史の記憶から抹消してよいのか。気鋭の歴史家が厳しく批判。

【著者紹介】
セルジョ・ルッツァット : 1963年生まれ。近現代史(フランス・イタリア)。トリーノ大学教授

堤康徳 : 1958年生まれ。イタリア文学。慶應義塾大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • unpyou さん

    副題は「現代イタリアの修正主義」。終戦時の日伊の大きな違いは、イタリアは自らの手でムッソリーニを排撃し、ファシスト&ドイツ軍VSレジスタンスの20ヶ月の武装闘争により、諸都市をイタリア人自身の手で解放した反ファシズム神話にあるが、抵抗のリーダーが共産党であった事から、特に冷戦終結後の90年代より反ファシズム神話解体・相対化の動きが起こり、ネオファシストが政権に参加する事態さえ起きている。このようなイタリアでの歴史修正主義に対する歴史学者の批判的エッセイ。現地目線の書だが註が適切で難解さはなく、面白い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

セルジョ・ルッツァット

1963年生まれ。近現代史(フランス・イタリア)。トリーノ大学教授

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品