スティーヴン・キング

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ダーク・ハーフ

スティーヴン・キング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163134307
ISBN 10 : 4163134301
フォーマット
出版社
発行年月
1992年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
村松潔 ,  
追加情報
:
433p;22X16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ayah Book さん

    悪逆非道な殺人者は、果たして自分とどんな関係があるのか?スティーブン・キングのモダンホラー。89年作。最近80年代流行ってますが、これはまさに定番のやつ。序盤の感じから展開は大体想像がつくけれども、王道を突っ走る特急列車みたいにずっと勢いが妨げられず最後まで面白い。カバーのスズメが可愛いけど。。。ラストは。。。圧巻でした。

  • 志田健治 さん

    作中でも意識している通り大衆小説の匂いがプンプンして、特にスターク側の描写がハラハラしてぐいぐい読ませます。しかしこれはそんじょそこらの大衆小説じゃないぞと読んでいて気がつきます。ちょっとした皮肉も含まれているのでしょうか。実に緻密な技法がちりばめられています。メタファーの配置(双子とかスズメとか)が実に神話的で標題よりも深いテーマを感じます。そして「書く」ということを考えさせられます。キング氏がどれだけ「書く」ことに人生の重きを置いているのか理解できるような気がします。確かに霊媒めいた行為かも……。

  • san0604 さん

    こちらもハードで出版された時に購入した本。 これも、好きだなぁ また 読もう(笑)

  • オーウェン さん

    映画の方を先に見たので、基本はほとんど変わりなく進んでおり、原作に忠実な映画化ということが分かる。 作家が人気シリーズを終わらせようとするが、そのキャラが現実世界に現れ、作家にシリーズを続けさせるため周囲の人間を惨殺していく。 犯人の姿は早くにばらされており、いかにしてキャラと折り合いをつけるのかがサスペンスになっている。 ただしこの展開は同じキングの「ミザリー」と同じであり、そのせいかキング原作の中でもほとんど知られてないのはしょうがない。

  • azimuth さん

    残虐小説執筆用のペンネーム、スタークに墓を与え、文字通り葬った純文学作家のサド。彼の闇の半身スタークは肉体を得て蘇り殺戮を繰り返す。宿願はただ一つ、自分の物語を書くこと。スタークは無から突然発生した悪意ではなく、サドが自分の中の忌むべき要素を切り離して別の人間として形を与えたもの。そのことをダブルでもツインでもなく、ハーフという語の選択が強調する。その共有された認識が、スタークに奇妙に惹かれるサドと、サドの良き性質を多少なりとももちあわせるスターク、という未分化性の薄ら寒さを高める。結末の不穏さがよい。

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人物・団体紹介

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スティーヴン・キング

1947年、アメリカ、メイン州生まれ。高校教師を経て、1974年『キャリー』で作家デビュー。代表作に『シャイニング』『ザ・スタンド』『IT』『11/22/63』などがある。初のミステリー作品である『ミスター・メルセデス』でエドガー賞最優秀長編賞を受賞

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