欲望

スザン・マイノット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784487760886
ISBN 10 : 4487760887
フォーマット
出版社
発行年月
1990年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
197p;20X13

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • kaoriction@感想は気まぐれに さん

    好きな作家の作品を読んでいる時に、好きなミュージシャンの曲にその作家名が出てくるというHappy。20代の頃に経験したそのシンクロ感は未だ色褪せない。ミュージシャン鈴木祥子は言う。「短いスケッチみたいな短編集」。本当に、スケッチを繋ぎ合わせ、かき集めたような短編集だ。今回読み返してみて、手が止まったのは『むすびつき』。最後まで読み終えてからわかるそのタイトルの意味。凄い!敢えて言葉にしないタイトル。スケッチしながらの奥行き感。そして、作品集全体に流れる孤独感と焦燥感。諦め… やっぱり今でもたまらなく好き。

  • donut さん

    「ふさぎがちで、すぐに思い悩んでしまう男たち。そんな男たちがエレンの目をのぞきこむとき、彼女はなんとなく居心地の悪い思いをした。男たちが甘えたがっているのがわかったからだ」がグサリときた。著者曰く「スケッチのようなもの」であるという本短編集だが、どの作品も無駄のない洗練された短さで、最後の一文への収束が美しい。異性に対する疑心暗鬼、癒されない孤独といった主題を描く著者の人間観察眼も凄いが、とにかく文章が凝っているのが好き。「セシュ島にて」で反復される帽子のテーマや遠近法の逆転等が気になる。

  • タカラ〜ム さん

    4月に行われた「読んとも」で松田青子さんのオススメ本として紹介された中の1冊。若い男女の恋愛だけに限らない関係性を軸にした作品が収録された短篇集。思春期の女の子の痛々しい感じが描かれているように感じた。女の子だって、恋愛に積極的になるし、男の子と触れ合いたいしセックスだってしたい。そういう感情は、今でこそ当たり前のように表に出せるようになってきたと思うけど、本書が書かれた時代はどうだったんだろう。

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