スカルラッティ、ドメニコ(1685-1757)

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CD 輸入盤

ソナタ集 ジャン・ロンドー(チェンバロ)

スカルラッティ、ドメニコ(1685-1757)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029563368
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ジャン・ロンドー/D.スカルラッティ:ソナタ集

ジャン・ロンドーのエラートへの4枚目のアルバムは、2018年に生誕333年を迎えるドメニコ・スカルラッティの偉大なる遺産である、マドリードの王室で長年にわたって作曲した555のソナタの中から厳選したものを演奏しています。これらの1曲ごとの短いソナタは、古典派やロマン派以降の支配的で複雑で多元的な形のソナタ形式とは異なりますが、厳密に定義されたセクションで構成されています。
「この音楽は宮廷から庶民、そして平静から暴力的な悲劇なあやまちにまで及んでおり、それらを強烈に表現しています。また瞑想的な憂鬱さの瞬間は、オペラ的な情熱さえ圧倒している」と、スカルラッティの研究家でもあった鍵盤楽器奏者、ラルフ・カークパトリック[1911-1984]は述べています。すさまじい手の交差や超高速なパッセージなど、演奏者に高い技術が要求されるというだけでなく、それぞれの曲をいかに理解し、音楽的な物語を表現するかが重要視されます。

『チェンバロ作品のレパートリーでは、過去の言葉の解きほぐし、それまでの出来事や演奏法などを理解することです。新しいものを見つけることではありません。「歴史的なパフォーマンス」という言葉は単なる言葉上でのことで、私は過去の音楽との誠実さを考えています。私がここで演奏する目的は、アルバムを最初から最後まで聴く人のために、その音楽の物語を伝えることです。アーティストは音楽で話をどのように伝え、どのように人々の好奇心を刺激するかを考えなければなりません。音楽と問答し、最大限の誠実さを追求することによって、芸術となるのです』と、ジャン・ロンドーは語っています。

ロンドーは上記の言葉のように、解釈とパフォーマンスに哲学的なアプローチをとっています。彼のキャリアとして、ジャズも演奏し、映画のために作曲も行っています。演奏もそうですが、このアルバムでは、ジャン・ロンドーがD.スカルラッティとなり、献呈したといわれる王女マリア・バルバラへの手紙とともに贈ったひとつのアルバムとして、選曲だけでなく曲順までこだわった物語となっています。そうしたことを含みつつ様々な問答の末にここで表現された音楽は、音楽を完全に内面化して、解釈的なものとの両立性などに誤算を考える余地を与えない、まさに刺激的で豊かで強烈な芸術となっています。(輸入元情報)

【収録情報】
D.スカルラッティ:
● ソナタ イ長調 K.208
● ソナタ イ短調 K.175
● ソナタ ヘ短調 K.69
● ソナタ ニ短調 K.141
● ソナタ ニ短調 K.213
● ソナタ ホ長調 K.216
● ソナタ ホ長調 K.162
● ソナタ ハ長調 K.132

● ジャン・ロンドー:作者不詳の作品による間奏曲と即興

D.スカルラッティ:
● ソナタ ヘ長調 K.6
● ソナタ ト長調 K.180
● ソナタ ト短調 K.30
● ソナタ ニ長調 K.119
● ソナタ ハ長調 K.199
● ソナタ ハ長調 K.460
● ソナタ ヘ短調 K.481


 ジャン・ロンドー(チェンバロ)

 録音時期:2018年1月7-11日
 録音場所:スイス、ラ・ショー=ド=フォン、L'heure bleue salle de Musique
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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