死者にかかってきた電話

ジョン・ル・カレ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150401887
ISBN 10 : 4150401888
フォーマット
出版社
発行年月
1978年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
250p;16

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夢追人009 さん

    スパイ小説の巨匠のデビュー作を再読しました。本書の英国での出版が偶然にも私の生まれた年で著者は30歳でした。もう40年近く前に読んだのが最後ですので完全に記憶に残っていませんでしたね。本書の主人公、ジョージ・スマイリーは英国諜報部員で小太りの不細工な小男の老スパイで美人妻と結婚しますが2年で他の男と駆け落ちされてしまうのですね。著者の手柄は、007ジェームズ・ボンドのような超人型ヒーローに変わって何処にでもいる我々と同様の普通人の努力家の男が頭脳と経験と強運でしぶとく生き延びる姿を描いた点にあるのですね。

  • bapaksejahtera さん

    著者はフリーマントルより5年ほど年長だが、描く世界は彼より更に以前である。対ナチス戦略で共産主義者と手を組んだ記憶が尚残った時代。悩ましい事に我が国も同様だが、英国も若い世代はコミュニストへの儚い憧れを有していた。よって本作の世界でも対外諜報先としてのソ連はまだ実体化せず、何れ同盟者となる西独もまだ脆弱。本作では東ドイツが主要敵に登場する。作者がプロになる以前の作品で、この後成功を収めた「寒い国から帰ってきたスパイ」等も構想に入っていたのか、登場人物の説明バランスが何となく悪い。兎も角続く作品が楽しみだ。

  • アトレーユ さん

    自分の中でのスマイリー像は、スマートでかっこいいイメージなんだけど、本当は180度真逆な風貌。スマイリーシリーズを読むたびに(自分で勝手に創り上げた)ギャップに気づく(笑) …ともあれ。諜報の世界の深すぎない感じが読みやすくてよい。

  • yooou さん

    ☆☆☆☆★ さすがに翻訳が古風すぎて読みにくくなってしまってました。おそらく40年以上前に読んでいるはずなんだけど完全に忘れていました。こういう話だったのか。そして次につながっている訳ですね。なるほど面白かった。

  • 茉莉 さん

    スマイリー1作目。近くの図書館や古本屋になかったので半ば諦めていたのですが、その事を職場で愚痴ったところ後日同僚が入手してくれました!ありがたやありがたや……(-人-)スマイリーがギラムに敬語を使っている件は先にレビューをちらっと覗いてたので知ってたのですが思った以上に違和感を感じました。ところでアン夫人とは腐れ縁みたいな感じなのでしょうか?大好きでも私だったら受け入れられないです……。

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人物・団体紹介

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ジョン・ル・カレ

1931年イギリスのドーセット州生まれ。オックスフォード大学卒業後、イートン校で教鞭をとる。東西冷戦期にイギリスの諜報機関MI5に入ったが、MI6に転属し、旧西ドイツのボンにイギリス大使館の二等書記官として赴任、その後ハンブルクの総領事館に勤務した。1961年に『死者にかかってきた電話』で小説家とし

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