ジョン・メーナード・ケインズ

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雇用・利子および貨幣の一般理論

ジョン・メーナード・ケインズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492312186
ISBN 10 : 4492312188
フォーマット
出版社
発行年月
1995年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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21cm,423,60p

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読書メーターレビュー

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  • シュラフ さん

    青春時代の大切な思い出の一冊である。大学時代の経済学史のゼミでこの『雇用・利子および貨幣の一般理論』を2年間にわたって熟読した。彼女もつくらず、合コンにも目もくれず、この本をたたき台にして先生の話を聞き、ゼミの友らとひたすら議論した。振り返ってみれば学問というものにはじめて自ら触れたのだ。その後、就職していまの仕事に粛々と取り組む日々。けっして実社会に出てなにかの役にたったというわけではない。ただ人間の英知による経済問題への取り組みという精神の高邁さへの感動はいま市民社会の一員としての自覚に活かしている。

  • Francis さん

    再読。間宮陽介訳岩波文庫版を合わせて4回読んだけど、ようやくこの名著の全貌がつかめた感じがする。今回は資本の限界効用の低下の考察に焦点をあてて読んでみた。他にも重商主義者が国際収支と利子率の関係についてどのように考えていたか、など今まで気が付かなかった論点が新たに発見出来るなど、再読ならではの発見があった。この本はスミス「国富論」と並ぶ経済学の古典であることを再確認した。

  • isao_key さん

    序文でこの本は一般読者ではなく、経済学者たちに向けて書いたと明記している。一般理論という題名について、ここで取り扱うのは、個々の産業や企業や個人の所得といったものではなく、総所得、総利潤といった全体としての経済体系の動きであるという。体系の中から孤立的に取り出された一部について正しく得られた結論であっても、それを全体としての体系に拡張することは重大な誤りであるという主張から取ったようである。また貯蓄は現在の消費需要を減退させるとともに、現在の投資需要をも減退させることになるというよく知られた指摘もある。

  • kishikan さん

    経済学を学ぼうとする者は、この本とマルクスの資本論は読んでおいた方が良い。 と、言いたいところだが、現代のやわな文章に慣れ親しんだ者は、少なくとも、お二方の考え方を書いた本を読んどくれよ!

  • とび さん

    経済学者として有名な3人を挙げるならば、誰もがスミスとマルクス、及びケインズの名を出すだろう。そして本書がケインズの一番の代表作である。学生時代から何度も読破を試みては難解すぎて挫折を繰り返したが、社会人になって数年経ち、この度ようやく読破に至った次第である。本書の目的は、雇用量はいかにして決定されるのか、を明らかにすること。その目的に添い、古典派のセイの法則を批判し、それに代わり有効需要の原理を提唱している。一度読んだだけでは理解できない部分も多かったので次回は間宮訳に挑戦したい。

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