ジョン・バクスター

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ある愛書狂の告白 シリーズ愛書・探書・蔵書

ジョン・バクスター

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794926623
ISBN 10 : 4794926626
フォーマット
出版社
発行年月
2004年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
笙玲子 ,  
追加情報
:
20cm,356p

内容詳細

本を読むだけでうさん臭く見られる少年が、いかにして愛書家になったか。ロンドン、カリフォルニア、パリと移住しつつ本に熱狂を傾けた生涯を語る。海外の古書店主たちなどの情熱がユーモアたっぷりに綴られた1冊。

【著者紹介】
ジョン・バクスター : 1939年、シドニーに生まれる。十五歳で学校をやめ、鉄道会社で働きはじめる。退職して三十歳でイギリスへ渡る。70‐80年代、BBCラジオで放送作家、司会者などをつとめる。ヴァージニア州のホリンズ・カレッジで客員教授(74‐76)、ロサンゼルスでハリウッド・ジャーナリスト(86‐89)などをへて、映画関係の伝記作家・評論家として活躍。現在、妻と娘とパリ在住

笙玲子 : 1960年、東京に生まれる。東京大学教養学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ロピケ さん

    「告白」なんて書名に入っているので、重々しい内容のように思えるけれど、ところどころを除けばむしろ楽しい読み物になっている。著者の人生すごろくは、シドニーが振り出し。11歳の時、シドニー郊外の、知的に退屈な田舎へ引っ越し、スタート地点より後ろへ戻ったような境遇に。17歳で再び振り出しに戻って、そこからはヨーロッパへ一気に駒を進め、大学の客員教授としてアメリカへ渡り、ゴールは子供の頃からの愛書家にとって夢の場所。著者はさまざまな局面で、人や物との運命の出会いを経て、中でもある本が幸せな結末への暗示となっている

  • 三門 優祐 さん

    「ブックコレクター」なる人種の愛の深さと罪の深さを同時に堪能させる傑作自伝。古書市や古本屋を執念深く経めぐる彼らの生き様がまるで己のそれのようにピッタリと身にまといついた気分だ。ものの価値を知らない人間(作者自身も含む)から超レア本を信じられないような値段で買い上げる歪んだ喜び、「コレクションは小規模なものがいい」と言いつつ、「コレクションは完成しないものがいい」と言ってしまう矛盾、実に狂っているではないか。集めた本にまつわる、作家たちとの交流の記録も大変楽しい。

  • 150betty さん

    (☆4)現代の外国における愛書狂、SFを好み脚本家などを生業とする筆者の体験記。現代の屋内における宝探しの風情のある本である。すでに遺産整理された故人の家から稀覯本を探し出したり、様々な手段を用いて高価な本を探して手に入れていく様は一種の冒険譚であるとすら思える。

  • きゅー さん

    全編にスノッブの香りが強く感じられ、あまり面白くなかった。彼にとって本を集める行為は本を愛しているからという面がある一方で、たんなる収集欲を満たすためでもあるように感じられた。他人の持っていないものを持つことへの執着がジョン・バクスターには色濃く出ていて読んでいて不快に感じる。グレアム・グリーンの著書をほぼ集め終わると一括してオークションに売りに出す。古本屋で安く稀覯本を買いたたいては転売して利益を得る。そして一流の名士とのつきあい。俺はここまでのし上がったぜ、というメッセージが作品中に充満している。

  • ビーフハート さん

    世界は広い。いろんな人がいるもんだ。

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ジョン・バクスター

伝記作家、映画批評家、作家。1989年よりパリ在住

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