ジョルジュ・シムノン

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マンハッタンの哀愁 シムノン本格小説選

ジョルジュ・シムノン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309205342
ISBN 10 : 4309205348
フォーマット
出版社
発行年月
2010年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,237p

内容詳細

孤独と苦悩と幻滅の極にあった中年の男女が、ある夜マンハッタンの場末のバーで偶然出会い、三流ホテルの部屋で互いの過去を忘れるかのように激しく求め合う…。味わい深い対話と微妙な心理が交錯する傑作恋愛小説。

【著者紹介】
ジョルジュ・シムノン : 1903‐1989。フランスの小説家。ベルギーのリエージュの貧しい家庭に生まれる。15歳で学校をやめ、パン屋、本屋などに勤めた後に16歳で地方紙の記者になり、18歳で処女作『めがね橋で』を発表して作家デビュー。26歳で発表した『怪盗レトン』からはじまる“メグレ警視シリーズ”は八十四篇を数え、各国語に翻訳されて世界的な名声を博す。生涯で三百点を超える作品を発表

長島良三 : フランス文学翻訳家。1936年東京生まれ。明治大学仏文科卒業。早川書房編集部を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    よしながふみの漫画『アンティーク』で小野が「始まって15分で二人は知り合ってセックスして残りの1時間45分はずっと喧嘩してる」と評していたフランス映画そのものの筋立て。シムノンの実体験をほぼそのまま小説化したそうで出版されるなりベストセラー。フィクションでは妻が先に浮気したことになっているのはせめてものエクスキューズか。恋愛相手の経験値や動向は気になるくせにいなくなるとちゃっかり行きずりの恋をするのは男ならでは。そして思いっきり主人公の自己弁護度高し。いい気になってますね。

  • bapaksejahtera さん

    シムノンが渡米後の1946年、初めて発表した小説。メグレものではなく犯罪小説でもない。妻に浮気されたフランスの中年俳優が当てもなくニューヨークに渡り、そこで30過ぎの女と恋愛関係に陥るという、私には全く得手ではなく、シムノンでなければ手にも取らなかっただろう小説。登場人物の男女夫々に全く共感の得られない作品であったが、あっさり読み切ってしまったのは、原作者と翻訳者への慣れなのだろう。恐るべきことだ。兎も角も作中の二人の関係は暫くは続きそうな明るいエンディングであったのが救いである。

  • 7kichi さん

    とても静かなシムノン。

  • kotatsu さん

    孤独というのは意外と居心地が良くて、そこから抜け出し先を歩くことは難しい。

  • ワッピー さん

    マンハッタンの暗い片隅で哀しい魂が求めあい、傷つけあう。ああ、大人の孤独、そして・・。

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ジョルジュ・シムノン

1903年、ベルギー、リエージュ生まれ。サン・ルイ中等学校を中退後、転職を繰り返し、『リエージュ新聞』の記者となる。1921年に処女作“Au Pont des Arches”をジョルジュ・シム名義で発表。パリへ移住後、幾つものペンネームを使い分けながら数多くの小説を執筆。“メグレ警視”シリーズは絶大

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