ジョアンヌ・ライダー

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わたしと雨のふたりだけ 新・創作絵本

ジョアンヌ・ライダー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265910151
ISBN 10 : 4265910157
フォーマット
出版社
発行年月
1980年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
25

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちゃちゃ さん

    タイトルがいいなぁ。急に降り出した雨。誰もいなくなった海岸で、「わたしと雨のふたりだけ」。青い水着姿で、全身で雨と戯れる、「わたしもあめのなかまだわ」。誰でも覚えがあるだろう、雨傘を放り出して長靴で水たまりにじゃぶじゃぶ入って遊んだことが…。幾筋も引かれた青い雨の線が「わたし」だけの世界をつくりだす。少女の心は解放され、躍動感が絵から溢れ出す。少女がもつ無垢な心、伸びやかに自然の中で遊ぶ快活さに、読んでいる私まで雨を楽しみたくなる。ともすれば陰鬱になる雨の日を、明るく心弾む日に変えてくれる素敵な絵本だ。

  • seacalf さん

    お気に入りの絵本に決定。絵も文も雰囲気も最高。突然の雨降りのような身近な自然に呼応して喜びを見いだす。なんでそんな簡単で素敵なことが大人になると出来なくなるんだろう。いつからか雨降り予報を疎ましく感じるようになったり、どしゃ降りだとスーツがよれよれになっちゃうよなあとうんざりしたり。でも昔はこの女の子のように夏の温かい雨って大好きだったんだけどなあ。そんな幸せな子供時代を思い出し、印象的なシーンが幾つもあって何度も読み返したくなる、これは特別な一冊になりそうだ。

  • いっちゃん さん

    かなり変わった女の子だと思われる。でも、一人でこれだけ楽しめるなんて、たのもしい。

  • いっちゃん さん

    寂しそうなタイトルだけど、全く寂しさは感じられない。むしろ元気いっぱいの女の子に、こちらも元気づけられる。でも、ひとりで海水浴か楽しめるなんて、なかなか心が強いな。

  • ひふみ さん

    海辺の街、ひとりで海水浴に出かけて雨にあい、家に戻る。それだけの物語なのだけど、少女と雨の対話や、母と子の時間に心あたたまる。 絵本は、絵を読み取る物語でもあり、各ページ映画のシーンを切り取るような画面にも心惹かれた。

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