白書

ジャン コクトー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763094162
ISBN 10 : 4763094165
フォーマット
出版社
発行年月
1994年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
121p;26

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • arianrhod さん

    先に、怖るべき子供たちを読みました。白書は、オスカー・ワイルドだったか、他の本だったか、それらの解説だったかで目にして読みたいと思ったけれど、なかなか手に入らず古本でみつけました。当人にとっては今でもその実対して変わらないのかもしれませんが、ナポレオン法典をつくったカンバセレスが同性愛者だから、英国とはことなり許されていたとはいえ、宗教も含めて生きにくい世の中だったことでしょう。このセンシティブな内容について、私自身どんなに知識的に科学的に社会的に理解しても、(続く)

  • DELEUZE さん

    実家の自部屋にこの本を隠蔵(笑)してあるのを思い出して投稿。白洲正子がその露骨な内容に驚愕し(白洲『両性具有の美』)、吉田修一が原作・監督の映画「Water」で主人公の高校生二人の危うい関係性と心の機微を象徴する小道具として使われたのが本書(とくにその中のコクトー自筆の過激なイラスト集)である。読んだ当時はやはりイラストのインパクトが強すぎて、今では肝心な小説の内容をすっかり忘れてしまっている。今度実家に帰ったら探して読み直そうと思う次第。

  • 鴨長石 さん

    大判だが1時間ほどで読み終えることができたのは、字が大きいことももちろんあるが、何より全編にわたって直視できないぐらい衝撃的に性的なイラストが散りばめられているからである。正直文よりも絵がメインと言っても過言ではなく、最初は文章が頭に入ってこなかったが、よく読むと本文も絵と同じぐらい衝撃的な内容だった(笑) 同性愛者の知り合いは多くないので経験と照らし合わせることはできないが、何となくこのような破滅的なゲイ人生を歩む人が少なくないように感じるのは、やはり社会の歪みも一因なのだろうか。

  • しぃ さん

    何となく手にとって読んでみたけれど、そんな軽い気持ちが申し訳なくなるほど生々しい。リアルな同性愛者の苦悩が押し寄せてきた。所々にあるスケッチさえも生々しいので、電車の中ではオススメ出来ない。

  • めっちー さん

    作者自身の同性愛の遍歴について語られている作品。「恐るべき子供たち」に出てきたキャラのモデルが何人か出てきて、「恐るべき」よりは読みやすい。同性愛者の悩みは今の世も変わらない。恋人が死んだところでは、くどく心のうちが書かれてないので、却って彼の悲しみが深いと思いました。趣味丸出しのデッサンは人によってはきついかもしれません。

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人物・団体紹介

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ジャン コクトー

1889‐1963。フランスの芸術家。詩人、小説家、脚本家、評論家のほか、画家、演出家、映画監督としてもマルチに活躍。前衛の先端を行く芸術家たちと親交を結んだ

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