法の悲劇

シリル・ヘアー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150731519
ISBN 10 : 4150731519
フォーマット
出版社
発行年月
1978年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
468p;16

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    交通事故によってピアニストの一生を駄目にしてしまったことで多額の賠償金を支払わなければならなかった判事。ところが恐喝、公私混同も交じった慇懃無礼な判事としての仕事ぶりも交じって恨みを買うこともあった彼が殺されたことにより、事態は一変する。400ページまではだらだらと続きますが、その後は「藪の中」的証言が錯綜します。最後の真実に「そんな馬鹿なっ!」と叫んでしまいました。

  • timeturner さん

    読み応えがあった。推理小説というより(この謎ときを予想できる日本人はまずいない)人間ドラマ。英国の巡回裁判の様子が詳細に描かれているのが興味深かった。シリル・ヘアーを読むならまずこの本からがお勧め。

  • Aiko さん

    400ページまで読み進めるまでにとにかく時間がかかる。判事日常や裁判の様子、キャラクターなどの書きこみはすごいがいかんせん長すぎる気もする。終盤、殺人が起きてからはサクサク進む。個人的に、この著者ならではの舞台とトリックというのがバッチリ決まっており、前に読んだ「英国風の殺人」よりも評価は上。この作品ならではのミスディレクションと犯人の動機が非常によくできている。

  • nbnra さん

    入手困難な状態が長く続いている作品。思わぬところから交通事故を起こしてしまった「切れ者」判事を中心に物語は進んでいくが、やや中盤が長く感じられる。しかしこの中にも伏線が引いてあるので油断してはならない。400ページを過ぎたところで殺人事件が起こるが、この解決はなかなか鮮やかだと思う。殺人事件の起こった日にちが重要な手掛かりになっているので注意して読み進められたい。イギリスミステリの醍醐味を味わえる佳品。

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人物・団体紹介

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シリル・ヘアー

1900〜58。本名アルフレッド・アレグザンダー・ゴードン・クラーク。イギリス・サリー州に生まれる。オックスフォード大学に進学。当初は歴史学を学んでいたが、その後法曹界に転身し、法廷弁護士を経てサリー州裁判所判事となる。公務の傍ら、豊富な法知識を活かしてミステリを執筆。『いつ死んだのか』(58)を上

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