ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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SACD

Sym, 8, : Gergiev / Kirov O (2011-2013)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5374
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

ユーザーレビュー

総合評価

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5.0

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データによれば2011年6月、2012年5月、2013...

投稿日:2016/05/04 (水)

データによれば2011年6月、2012年5月、2013年3月とずいぶん時間をかけた録音。しかもライヴではない。フィリップスへのショスタコーヴィチ交響曲の最初の録音も8番だったし、やはりこの曲には特別な思い入れがある様子。ゲルギエフのショスタコーヴィチ録音(なぜか『ムツェンスクのマクベス夫人』をまだ録音も録画もしていないが)の中では第一に推されるべき出来ばえだろう。この曲の録音はどうしてもムラヴィンスキーと比べられてしまう宿命がある。ウィッグルスワースのように暴力的な大音量、いわば音圧で押しまくるのを避けて、内省的な演奏に徹するしかムラヴィンスキーの呪縛から抜け出す手はないように思えるが、ゲルギエフは基本的にムラヴィンスキー路線。その現代版、あるいは進化版だ。今回は特に両端楽章のテンポがムラヴィンスキーより遅いので、より丁寧な印象が強いが、クライマックスでの大音量はいつも通り、いや、いつも以上。第3楽章は「アレグロ・ノン・トロッポ」の指定を守って、あまり速くならないが、むしろ機械的なインテンポの遵守が酷薄な感触を強めている。最後の一撃(譜面上は第4楽章冒頭)の凄まじさは、スピーカーが飛びそうなほど。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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やっとムラヴィンスキーの82年盤以外の名盤...

投稿日:2014/01/12 (日)

やっとムラヴィンスキーの82年盤以外の名盤が現れました。 熾烈な弦で始まるムラヴィンスキーに比べると若干落ちるかもしれませんが、ゲルギエフも大健闘しています。 ゲルギエフは同オケで以前にも同曲を録音していましたが、 第二、第三楽章が非常に物足りなく、第一楽章のクライマックスの後のイングリッシュ・ホルンの独奏部分も弱々しく、 部分的に若々しい鋭さはありましたが、全体としてはやや深みに欠けていました。 しかしこの新盤は第一、第五楽章などは泰然とした遅めのテンポを取り、深みを増しています。 もちろん、第二、第三楽章も非常に雄弁に物を言っており、ムラヴィンスキーに次ぐ名演だと思います。 第一楽章のクライマックスでの衝撃もムラヴィンスキー以来なら、 その後のイングリッシュ・ホルン独奏もムラヴィンスキーに次ぐ哀切漂う雄弁さです。 今回、こうしてムラヴィンスキー、ゲルギエフと比較試聴して、この交響曲の素晴らしさに改めて感銘を受けました。 ショスタコーヴィチの交響曲は素晴らしいです! これからも是非、ゲルギエフをはじめ、もっともっと多くの指揮者に、ショスタコーヴィチの交響曲を積極的に演奏、録音して頂きたいです!

ミック さん | 千葉県 | 不明

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3楽章のダイナミックスが強烈すぎる。もう...

投稿日:2014/01/06 (月)

3楽章のダイナミックスが強烈すぎる。もう少しで私のオンボロ装置が壊れるところだった。そうですよ、あのギロチンが落ちる音楽。死神がカマを持って行進するような。他の楽章もSACDならでは。ほの暗い、光の届かない闇を描写するには、CDでは不足しますが、SACDなら聞く方も楽です。でも、どうせならBlu-ray AUDIOでも聞きたいですね。

bing-chris さん | 広島県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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