ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

ショスタコーヴィチ:24の前奏曲(ヴィオラとピアノ版)、アウエルバッハ:アルカナム キム・カシュカシアン、レーラ・アウエルバッハ

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4812322
組み枚数
:
1
レーベル
:
Ecm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ショスタコーヴィチ:24の前奏曲(ヴィオラとピアノ版)、アウエルバッハ:アルカナム
キム・カシュカシアン、レーラ・アウエルバッハ


2002年、ギドン・クレーメルとクレメラータ・バルティカのために作曲した『ヴァイオリンとピアノ、管弦楽のための組曲』の自演でカーネギー・ホールでのセンセーショナルなデビューを果たしたロシアの女性作曲家、ピアニスト、レーラ・アウエルバッハと、世界的なヴィオラ奏者キム・カシュカシアンによる初のコラボレーション・アルバムです。
 アウエルバッハは、2010年のヴァルビエ音楽祭でカシュカシアンと出会う以前から彼女の録音を知っており、その素晴らしいパフォーマンスに注目していたといい、このアルバムに収録された『Arcanum〜秘薬、神秘』と題された瞑想的なソナタもカシュカシアンのために書かれた作品です。アウエルバッハはこのソナタについて「我々は必ずしも言語化や合理化されない可能性があります。私たちは真実を見るために答えを模索することができます。」と語っています。
 ショスタコーヴィチの『24の前奏曲』も、カシュカシアンが演奏することを前提にヴィオラへと移し替えられたものです。この作品は、もともとはピアノ独奏曲ですが、ドミトリー・ツィガノフによるヴァイオリンとピアノのための編曲も広く人気を博しています(ただしツィガノフが編曲したのは19曲のみ。残りの5曲は2000年にアウエルバッハが編曲しました)。様々な性格の小品が集められたユニークな曲集の2人の会心のこの演奏は、2016年3月に来日公演にて行われましたが、この録音は2013年にチューリッヒでスタジオ録音されたものです。(輸入元情報)

【収録情報】
● ショスタコーヴィチ/アウエルバッハ編:24の前奏曲(全曲)
● アウエルバッハ:ヴィオラとピアノのためのソナタ『Arcanum〜秘薬、神秘』

 キム・カシュカシアン(ヴィオラ)
 レーラ・アウエルバッハ(ピアノ)

 録音時期:2013年10月
 録音場所:チューリッヒ放送スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Shostakovich Arr. Auerbach: 24 Preludes for Viola and Piano
  • 02. Auerbach: Arcanum (Sonata for Viola and Piano) - Advenio
  • 03. Auerbach: Arcanum - Cinis
  • 04. Auerbach: Arcanum - Postremo
  • 05. Auerbach: Arcanum - Adempte

ユーザーレビュー

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ぼくがカシャカシャと愛称するキム・カシュ...

投稿日:2017/01/13 (金)

ぼくがカシャカシャと愛称するキム・カシュカシアンが引き篭もりの彼氏を街へ誘い出したかのようじゃないか 全24景からなる叙情劇を見た後の余韻が残っている ピアノ独奏曲をアウエルバッハがDUOへ描き変えたら モノローグ劇が煌めくダイアローグ飛び交う情景を展開し始めた 静から動へ モノクロからカラフルへ 内から外へ音楽が語り出した 元々ショスタコーヴィチの原曲の中に宿っていた精神ではあるが 対話を体現してこそ音楽は生きた言葉になる アウエルバッハのアイデアは想像を超えて有意義な試みだったと言える それもカシャカシャのヴィオラあってのこと 抜けの良い美音を響かせるヴィオラは健在で その表情変化の驚くべき多様さに今更ながら感嘆の声を上げる それにしても美しい音だ いつまでも鳴らし聴いていたい できればそっとして誰にも教えたくない程美しい     

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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