シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD 輸入盤

交響曲第2番、第4番 フィリップ・ヘレヴェッヘ&アントワープ交響楽団

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LPH032
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ヘレヴェッヘ、モダン・オケとシューマンを再録音!

古楽と合唱指揮の世界から徐々にレパートリーを広げ、シンフォニックなレパートリーでも注目されるようになって久しいヘレヴェッヘ。彼がドイツ・ロマン派の作品に相対するときには、圧倒的な古楽研究の経験値が大きな意味を持つことが少なくありませんが、さらに言うなら、彼が何よりもまず合唱指揮で頭角をあらわし、ロマン派作品でも「ことば」のある合唱作品で名演を刻んだのが先だったことも忘れてはならないポイントです。そうした音楽との向きあい方がとくに意味をもつのがシューマンの演奏解釈。長くピアノ曲しか書かなかったシューマンが交響曲を書くまでの間、徹底的に歌曲ばかり書いていた時期を挟んでいることを考えれば、ヘレヴェッヘのアプローチは最適な経験の重ね方と言ってよいかもしれません。
 ヘレヴェッヘはすでに「harmonia mundi france」でシューマン交響曲を全曲録音していますが、そのときには自らのピリオド楽器楽団であるシャンゼリゼ管弦楽団との共演だったのに対し、今回はピリオド奏法の発想を取り入れた現代楽器の楽団であるアントワープ交響楽団(旧称ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団)を指揮しての録音。長年の共演歴がもたらした信頼関係のもと「残された時間は自分にとって意味ある作品の解釈に使いたい」と語るヘレヴェッヘが新たに問うシューマン像に期待が募ります。同様にピリオド楽器での全曲録音のあと、改めてロンドン交響楽団とシューマン・ツィクルスを録音したガーディーナーの解釈と聴き比べながら、ピリオド解釈ありきの21世紀のシューマン像に思いを馳せるのもよいのではないでしょうか。(輸入元情報)

【収録情報】
シューマン:
1. 交響曲第2番ハ長調 Op.61
2. 交響曲第4番ニ短調 Op.120


 アントワープ交響楽団
 コンサートマスター:リサンネ・スーテルブルック
 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

 録音時期:2018年6月18-20日(1)、2018年4月17-19日(2)
 録音場所:ベルギー、アントワープ、エリザベート王妃記念音楽堂
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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ヘレヴェッヘ / アントワープ響 のシューマ...

投稿日:2021/03/26 (金)

ヘレヴェッヘ / アントワープ響 のシューマンはモダン楽器でのピリオドアプローチで、ほんのり暖かい音色。ロマン派らしい響きも感じられて想像以上に素晴らしい演奏。既にシャンゼリゼと古楽器の全集を録れていることもあり、今度は表情が変わるのではないかなぁ?と期待していました。私は特に4番が素晴らしいと思います、縦の線はきっちりとクサビが入り、横には抑揚がある演奏。ビシッと引き締まって響きは膨よか。2番の方は、楽曲の性格もあると思うけれど、縦が甘くなりがちで、横に流れてしまっている感じ。アントワープとの相性はかなり良いようで、ヘレヴェッヘの要求に応えようと献身的に演奏しているオケの姿が見えるよう。現在ヘレヴェッヘはアントワープの名誉指揮者とのことで、ロイヤル・フランダース時代から随分と長く振っているので、きっと良い関係が続いているのだろうと思う。今後もこのコンビの演奏を気にしてしまいそう。

rela-cla88 さん | 愛知県 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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