シューマン、ロベルト(1810-1856)

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SACD

交響曲第2番、序曲集 パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC10119
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

シューマン:交響曲第2番、序曲集
パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル


世界を驚倒させたベートーヴェンの衝撃再び。シューマン全集第2弾。
 ベートーヴェンの交響曲全曲演奏と録音でその名を世界的なものとしたヤルヴィとドイツ・カンマーフィルが現在取り組んでいるのがシューマンの交響曲全曲演奏。2010年12月のドイツ・カンマーフィルとの日本公演も「一生残るにふさわしい音楽体験・・・比類のない匠の芸術・・・パーヴォの指揮芸術の真骨頂」と高く評価され、「音楽の友」誌の「2011年コンサート・ベスト10」に選定されました。
 2010年11月に発売された交響曲第1番『春』&第3番『ライン』に続く全集録音第2弾となる当アルバムは、シューマンの交響曲の中でも最も至難の作品とされている第2番を中心に、4曲の序曲を収録。シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないヤルヴィは、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと本来の魅力が伝わらない」と考え、大胆な作品解釈に踏み込んでいます。シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルと繰り広げるシューマン・ワールド。これぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤です。
 パーヴォ・ヤルヴィは、現在世界で最も活躍している指揮者のひとり。パリ管弦楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィル芸術監督、エストニア国立響芸術顧問、フランクフルト放送響首席指揮者。1962年、エストニアのタリン生まれ。レパートリーの幅広さ、故郷エストニアの作曲家を中心とする同時代音楽への熱心な取り組み、そして積極的な録音という点において、同世代の中で群を抜く存在です。(SONY/RCA)

【収録情報】
シューマン:
1. 交響曲第2番ハ長調 op.60
2. 歌劇『ゲノヴェーヴァ』序曲 op.81
3. 序曲『メッシーナの花嫁』 op.100
4. 『マンフレッド」序曲 op.115
5. 序曲『ヘルマンとドロテア』 op.136

 ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 録音時期:2011年4月9,10日(1)、2011年12月22日(2,4)、2012年3月28-30日(3,5)
 録音場所:ベルリン、フンクハウス・ケーペニック
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

内容詳細

パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルによるシューマン交響曲全集第2弾。室内管弦楽団の特徴(相対的に管楽器がよく聴こえる)を生かし、決して鈍重になることなく、音が躍動する。明晰で、多彩で、引き締まっていて、新鮮な演奏。四つの序曲も聴き応えがある。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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交響曲第2番は、精緻ではあるが、シノーポ...

投稿日:2012/12/12 (水)

交響曲第2番は、精緻ではあるが、シノーポリの延長線上にあるような感じで、目新しさはそれほど感じません。注目は序曲集で、マンフレッドなどはシノーポリよりも面白いし、優れているんではないか。他の序曲もまさに目から鱗の名演である。全体にのんべんだらりとしていないのがいい。何か付け加えましたというレベルを超えて、それぞれが確固たる存在感を示している。第2番でいい感じになった後で、序曲でドンドンドンと来る。おお、なんて厚みのあるCDだと思ってしまう。また、第2番もSACDなのがいい。音の切れが抜群だ。シューマンの新たな一面を見せてもらった。

yukiyasu さん | 三重県 | 不明

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かつてN響定期で「ライン」の名演を聴いて...

投稿日:2012/12/10 (月)

かつてN響定期で「ライン」の名演を聴いて以来、この指揮者とシューマンの相性の良さに注目していたが、カンマーフィルとの演奏もますます好調と感じる。 シャープな音で対象にズバッと切り込んでいくような指揮。シューマンの2番は音響的にも晦渋な印象があるが、この演奏はどこまでも明快であいまいさがない。といってもこの作品独特のロマン性が払拭されているかというと、必ずしもそうではなく、そこはかとなくロマンの香気が立ち上ってくる瞬間がとても美しい。 皆さん書いておられるように、「マンフレッド序曲」は冒頭から気合のこもった名演。 ちなみに「つよしくん」さんの「軽妙浮薄」という造語(?)、私も気になっていました(笑)。某個人のサイトでも同じ単語、言い回しを多用されていますね。個人的には多くのCDで私と好みが似ているので、親しみをもって拝読しています。今後も有用なレビューをお願いします。

kadoshin さん | 東京都 | 不明

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実は、このCDを聞いてみたいと思ったのは...

投稿日:2012/10/24 (水)

実は、このCDを聞いてみたいと思ったのは交響曲もさることながら、4曲の序曲が収められていたからだった。シューマンの序曲はドイツ音楽の魂のような作品ばかりなのだが、どうしたわけかそれを集めたCDは録音がほとんどない。ヴィルトナー指揮のポーランド国立放響盤(7曲収録)が唯一の比較盤となった。ヤルヴィはシューマンの序曲をとても高く評価していて、その想いは「マンフレッド」の導入部に見事に彫琢されている。この部分を聞いただけでもただごとではないという雰囲気に包まれる。こんなシューマンの演奏もあったのかという驚き!研ぎ澄まされた刃物で音符を切り込んでいくような迫力!今までまったく耳にしたことのないシューマンの世界だった。交響曲第2番も同様の切り口だ。クレンペラー盤の茫洋としたシューマン解釈とは対極に立つキリリとした謳い口。それでいて、もちろんシューマンの曲がもつリリシズムをないがしろにするようなこともない。実に驚くべき技の冴えだ。もうシューマンの2番はこの演奏があればいいではないか、といいたいところなのだが、残念ながらそうともいえない。いちばん気になったのは、シューマンの管弦楽演奏に不可欠な音のふくよかさや厚みに欠けていることだった。これは俊敏な技の冴えと裏腹の関係にあるのかもしれず、それをもってこの演奏を評価するのはまちがいなのかもしれないが、ただ、全曲を聞き終えたところで、ヴィルトナー盤の序曲やサヴァリッシュ(=SKD)の2番を聞き返したくなったのも事実である。私にはそれらの演奏の方がシューマンらしく感じられる。

雲谷斎 さん | 埼玉県 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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