ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲　ル・ゲ、マンデルリング四重奏団

精鋭マンデルリング四重奏団
シューマン生誕200周年記念リリース
売れっ子ル・ゲを迎えたピアノ五重奏＆ピアノ四重奏

SACDハイブリッド盤。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集を完結させたマンデルリング四重奏団が、2010年の作曲者生誕200周年のアニヴァーサリーに向けて放つ最新アルバムは、シューマンの室内楽。高い人気を誇るル・ゲを迎えて、ピアノ四重奏曲とピアノ五重奏曲を取り上げています。
　ともにシューマンの好んだ変ホ長調という調性で書かれたピアノ五重奏とピアノ四重奏は、「室内楽の年」1842年の10月と11月に相次いで完成しています。なかでも、作曲の過程でメンデルスゾーンがアドバイスを授けたピアノ五重奏では、楽想ゆたかなピアノがまず格別。これに、いくぶん厚めの弦が溶け合うさまがまた絶妙で、このジャンル屈指の名曲として親しまれています。
　切れ味鋭いショスタコーヴィチのほか、シューベルトやブラームスといった、ロマン派のディスコグラフィからもマンデルリング四重奏団の実力は織り込み済みのところ。このたび、ピアノに極上のロマンが薫るシューマンの作品ということで、くっきりとした音色としなやかな感性で強力な魅力を放つル・ゲとの顔合わせは、よりいっそうの期待を抱かせるものといえるでしょう。（キングインターナショナル）

【収録情報】
・シューマン：ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47
・シューマン：ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
　クレール＝マリ・ル・ゲ（ピアノ）
　マンデルリング四重奏団
　　ゼバスティアン・シュミット、ナネッテ・シュミット（ヴァイオリン）
　　ローラント・グラッスル（ヴィオラ）、ベルンハルト・シュミット（チェロ）

　録音時期：2009年5月27-29日
　録音場所：レーバークーゼン、バイエル・クルトゥーアハウス
　録音方式：デジタル（セッション）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND