シューベルト(1797-1828)

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SACD

交響曲全集 カール・ベーム&ベルリン・フィル(3SACD)(シングルレイヤー)

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGG9141
組み枚数
:
3
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明

ベーム生誕125周年を前に、代表的名盤を初SA-CD化!

【初回生産限定盤】【SA-CD〜SHM仕様】【2chステレオ・シングルレイヤー】【グリーン・コート・レーベル】
今なお、日本で根強い人気を誇るウィーンの巨匠指揮者カール・ベーム。2019年に生誕125周年を迎えるにあたり、彼がベルリン・フィルと共に録音したとシューベルトの交響曲集を初SACD化。8つの交響曲を収録した3枚組で、SA-CDの長時間収録仕様を生かし、CDよりも1枚少ない全集になっています。1973年度のレコード・アカデミー賞を受賞した名盤です。(メーカー資料より)

【収録情報】
シューベルト:交響曲全集


Disc1
● 交響曲第1番ニ長調 D.82
● 交響曲第2番変ロ長調 D.125
● 交響曲第3番ニ長調 D.200

Disc2
● 交響曲第4番ハ短調 D.417『悲劇的』
● 交響曲第5番変ロ長調 D.485
● 交響曲第6番ハ長調 D.589

Disc3
● 交響曲第8(7)番ロ短調 D.759『未完成』
● 交響曲第9(8)番ハ長調 D.944『グレート』

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1963年6月〜1971年11月
 録音場所:ベルリン
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

 SACD Single Layer
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

内容詳細

半世紀前の録音がSA-CDとなりけた違いの解像度で蘇った。ベーム壮年期の気力が充実した指揮が圧巻。ベルリン・フィルから若々しく弾む音楽を引き出した4番や5番など今なおこれを凌ぐ演奏はない。奏者が眼前で弾いているような臨場感に陶然と聴きほれる。★(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第1番 ニ長調 D.82 第1楽章:Adagio-Allegro vivace
  • 02. 交響曲 第1番 ニ長調 D.82 第2楽章:Andante
  • 03. 交響曲 第1番 ニ長調 D.82 第3楽章:Menuetto.Allegretto
  • 04. 交響曲 第1番 ニ長調 D.82 第4楽章:Allegro vivace
  • 05. 交響曲 第2番 変ロ長調 D.125 第1楽章:Largo-Allegro vivace
  • 06. 交響曲 第2番 変ロ長調 D.125 第2楽章:Andante-Variationen T-X
  • 07. 交響曲 第2番 変ロ長調 D.125 第3楽章:Menuetto.Allegro vivace-Trio
  • 08. 交響曲 第2番 変ロ長調 D.125 第4楽章:Presto vivace
  • 09. 交響曲 第3番 ニ長調 D.200 第1楽章:Adagio maestoso-Allegro con brio
  • 10. 交響曲 第3番 ニ長調 D.200 第2楽章:Allegretto
  • 11. 交響曲 第3番 ニ長調 D.200 第3楽章:Menuetto.Vivace
  • 12. 交響曲 第3番 ニ長調 D.200 第4楽章:Presto vivace

ディスク   2

  • 01. 交響曲 第4番 ハ短調 D.417 ≪悲劇的≫ 第1楽章:Adagio molto-Allegro vivace
  • 02. 交響曲 第4番 ハ短調 D.417 ≪悲劇的≫ 第2楽章:Andante
  • 03. 交響曲 第4番 ハ短調 D.417 ≪悲劇的≫ 第3楽章:Menuetto.Allegro vivace-Trio
  • 04. 交響曲 第4番 ハ短調 D.417 ≪悲劇的≫ 第4楽章:Allegro
  • 05. 交響曲 第5番 変ロ長調 D.485 第1楽章:Allegro
  • 06. 交響曲 第5番 変ロ長調 D.485 第2楽章:Andante con moto
  • 07. 交響曲 第5番 変ロ長調 D.485 第3楽章:Menuetto.Allegro molto-Trio
  • 08. 交響曲 第5番 変ロ長調 D.485 第4楽章:Allegro vivace
  • 09. 交響曲 第6番 ハ長調 D.589 ≪小さなハ長調交響曲≫ 第1楽章:Adagio-Allegretto
  • 10. 交響曲 第6番 ハ長調 D.589 ≪小さなハ長調交響曲≫ 第2楽章:Andante
  • 11. 交響曲 第6番 ハ長調 D.589 ≪小さなハ長調交響曲≫ 第3楽章:Scherzo.Presto-Piu lento
  • 12. 交響曲 第6番 ハ長調 D.589 ≪小さなハ長調交響曲≫ 第4楽章:Allegro moderato

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総合評価

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LPで所持している。DGは1960年代レパートリー拡...

投稿日:2023/11/25 (土)

LPで所持している。DGは1960年代レパートリー拡大を優先し、モーツァルトやシューベルトはベームが録音し、カラヤンは有名曲を除き録音できなかった。だからモーツァルト6大交響曲はEMIに1970年に録音した。一方ベームは一部を除きベートーベンやブラームスは1970年代まで録音できなかった。シューベルトはクラシックへの入り口なので特段の愛着がある。この演奏はワルターの8/9番以来、シューベルトの定番であり、演奏はゆったりしたテンポで代表盤との評価であった。固いリズムは好悪が分かれるが、左程抵抗もなく、後のカラヤンによるシューベルト全集よりも評価は高いようである。但し殆どの作品が30歳以下のシューベルトを考えると、ベームの演奏は中年以降と思えるほど老成しており、カラヤンの疾走する若々しい演奏が恐らくシューベルトの本質とは思うが、この演奏も立派であり、安心して聞ける演奏である点は評価できる。グレートは75年来日時の演奏より余程きびきびして名演である。但し当時音楽評論家による過大評価は今となっては目に余り、痛々しいほどである。ここまで過大評価されたベームは可哀そうである。ナチスの質問もベームは生涯何故か受けなかったらしい。カラヤンは散々質問されたのに。実際はフルベンのBPO常任と並びウィーン国立歌劇場の監督というある意味フルヴェンを上回る重職にベームはいたのである。多分ベームを書いても本は売れないので、誰も書かなかった。そういう指揮者である。

karayanus さん | UNITED KINGDOM | 不明

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この演奏を聴きながらしきりに思ったことが...

投稿日:2022/01/09 (日)

この演奏を聴きながらしきりに思ったことがある。このコンビで、ウィーンフィルでもいいが、ハイドンを録音していてくれたならと。ヨッフムのがDGにあるが、ベームの創る音楽のほうがヨッフムのより濃く中味の伴った響きだ思った。ヨッフムのハイドンは節度がありハイドンらしくていいのだが、それ以上でも以下でもなく中庸という感じだが、このベームのシューベルトは彫り下げた響きが聴かれヨッフムの出す音より深いものを感じる。指揮者としてベームのほうが勝っているという感じを与える。録音は少し古くても優れたシューベルトの演奏である。ケルテス・ウィーンのほうがシューベルトらしいかもしれないが、聴きごたえはベームのほうが上だろう。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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本盤におさめられたシューベルトの交響曲全...

投稿日:2011/12/24 (土)

本盤におさめられたシューベルトの交響曲全集は、ベームのいくつか存在している様々な作曲家による交響曲全集の中でも、モーツァルトの交響曲全集と並ぶ最高傑作と言ってもいいのではないだろうか。そして、シューベルトの交響曲全集については、現在に至るまで様々な指揮者が録音を行ってきたが、ベームによる本全集こそはそれらの中でトップの座に君臨する至高の名全集と高く評価したいと考える。ベームは、交響曲第8番「未完成」及び第9番「ザ・グレート」については、本盤の演奏以外にも複数の録音を遺しており、交響曲第8番「未完成」についてはウィーン・フィルとの演奏(1977年)、第9番「ザ・グレート」についてはウィーン・フィルとの演奏(1975年東京ライヴ録音)やシュターツカペレ・ドレスデンとの演奏(1979年ライヴ録音)の方をより上位の名演に掲げたいが、本盤の演奏もそれらに肉薄する名演であり、本全集の価値を減ずることにはいささかもならないと考える。なお、LPの全集では収録されていた劇音楽「ロザムンデ」からの抜粋がおさめられていないのはいささか残念であるという点は敢えて指摘しておきたい。本盤の演奏におけるベームのアプローチは、例によって重厚でシンフォニックなものだ。全体の造型はきわめて堅固であるが、その中で、ベームはオーケストラを存分に鳴らして濃厚さの極みと言うべき内容豊かな音楽を展開している。もっとも、ベームの演奏は必ずしも剛毅さ一辺倒ではなく、むしろ堅固な造型の中にも豊かな情感が満ち溢れており、いい意味での剛柔併せ持つバランスのとれた演奏と言えるだろう。私見ではあるが、ベームによるシューベルトの演奏は、ウィーン風の抒情に満ち溢れた名演の数々を成し遂げたワルターによる演奏と、剛毅で古武士のような風格のあるクレンペラーの演奏を足して2で割ったような演奏様式と言えるのかもしれない。そして、ベームのしっかりとした統率の下、素晴らしい名演奏を披露しているベルリン・フィルについても言及しておかないといけないだろう。本演奏は、1963〜1971年のスタジオ録音であるが、この当時のベルリン・フィルは、終身の芸術監督カラヤンの下で、いわゆるカラヤン・サウンドに満ち溢れた重厚でなおかつ華麗な名演奏の数々を成し遂げるなど、徐々にカラヤン色に染まりつつあったところだ。しかしながら、本演奏では、いささかもカラヤン色を感じさせることなく、ベームならではのドイツ風の重厚な音色で満たされていると言える。かかる点に、ベルリン・フィルの卓越した技量と柔軟性を大いに感じることが可能であり、本名全集に大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質は、1960年代後半から1970年代初めのかけてのスタジオ録音であるが、従来盤でも十分に満足できるものであった。本全集のうち、第5番については既にSHM−CD化されていたが、今般、全集がSHM−CD化されるに及んで、従来盤よりも若干ではあるが、音質が鮮明になるとともに音場が幅広くなったと言えるところだ。もっとも、ボックスとしてはあまりにも貧相な作りであり、安っぽい紙に包まれたCDの取り出しにくさについても大いに問題があるなど、必ずしも価格(6000円)に見合った作りにはなっていないことを指摘しておきたい。ベーム没後30年を祈念したCDとしてはいささか残念と言わざるを得ないところだ。せっかく発売するのであれば、SHM−CDと言った中途半端な高音質化ではなく、より豪華な装丁にした上で、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で発売して欲しかったという聴き手は私だけではあるまい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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