シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

交響曲全集(全10曲&断章) マリナー&ASMF(6CD)

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4708862
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

全10曲プラスアルファ!
マリナー/シューベルト:交響曲全集
1981〜84年デジタル録音。マリナーが手兵ASMFを率いて録音したシューベルト全集。
 このアルバムの特色は何といっても収録された作品の数。従来の第1〜6番、《未完成》《グレート》に、冒頭以外はスケッチのみが残されていた《第7番》、3つの楽章がピアノ・スケッチで存在する《第10番》の他、2曲分の断章のオーケストレーション、そして《未完成》に至っては「完成された」ヴァージョンを収録。
 イギリスの音楽学者ブライアン・ニューボールド監修による初の全集版として話題を呼んだアルバムです。
 《未完成》の完成版は、スケッチを補筆し、オーケストレーションを施した第3楽章に、《「ロザムンデ」間奏曲第1番》を第4楽章に使用。本来の形であろう(と思われる)4楽章形式を踏襲した形となっています。
 今まで学者や愛好家がシューベルトの謎としてきた部分に1つの解決説として投げかけられたものと言え、中断癖(?)のあるシューベルトの作品を1音でも実際に音として聴きたいシューベルト・ファンの方には特にお勧めです。
 全作品を通して、比較的小規模のオーケストラによって演奏され、小気味良いオーケストラ・ドライヴと、シューベルト特有の弦楽のトレモロや美しい木管のソロが見事に活かされた演奏となっています。

収録曲   

クラシック曲目

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  • Franz Schubert (1797 - 1828)
    Symphony no 1 in D major, D 82
    演奏者 :

    指揮者 :
    Marriner, Sir Neville
    楽団  :
    Academy of St. Martin in the Fields
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1813, Vienna, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]
  • Franz Schubert (1797 - 1828)
    Symphony no 3 in D major, D 200
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1815, Vienna, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

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カラヤン、ケルテス、マーク、そしてこのマ...

投稿日:2012/09/23 (日)

カラヤン、ケルテス、マーク、そしてこのマリナーと交響曲全集は4つ目になるが、このマリナー盤は幻の7番、完全補筆の8番(故に未完成と呼べない)が断然面白い。もしこの8番を実演で聞くことが出来れば想像するだけで鳥肌が立ってくる。極貧生活のため友達の家に泊めてもらいながら作曲をしていたシューベルトはその沸きあふれ出る楽想がしばしば中断の憂き目に会った事は想像に難くない。ピアノなど無くてもあれだけ長大なソナタを書ける人である。交響曲は得意な分野ではなかったのかもしれないがそれでもやはり魅力的であり気が付けば全集をコツコツと集めてしまっている。天国のシューベルトはこの7番8番をどう思っているだろうか。この出来栄えならばマリナー卿に心から拍手を送っているに違いない、と信じる。

しょーぱん さん | 神奈川県 | 不明

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正規の全集(8曲)に加わっているのは整理...

投稿日:2012/05/13 (日)

正規の全集(8曲)に加わっているのは整理すると次の3つになる。@ガスタイン交響曲と言われる7番ホ長調 A未完成交響曲の3,4楽章 B第10交響曲とその他の断片。このうちBはすべてハイペリオンの1枚物(マッケラス指揮)で入手できる。@とAはなかなか探すのは難しそうだ。それで正規の8曲に加えてこれらを聞くべきかというと、是非聞くべきだ。初期の交響曲を聴くよりずっと面白いし感動も得られる。このなかでは7番がなんといっても聞き物だ。驚くべき名曲。美しいシューベルトの世界。私はワインガルトナー編とこのニューボルト編を聞いた。ニューボールトはその解説でワインガルトナー編を批判していたが対して違いはない。ということはシューベルトはかなり詳しく曲全体のスケッチを残していたとわかる。私はこれからこの7番を正式の7番としてほしいと思う。グレート交響曲は7番や8番ではなく、やっぱり9番という背番号が似合う。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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この全集はシューベルトの残した8つの交響...

投稿日:2011/02/20 (日)

この全集はシューベルトの残した8つの交響曲の他にも数々の交響曲の断片や、断片の補筆修正版が含まれておりシューベルトの交響曲ファンにはかけがえのないものになっていると思う。 7番を音として聴くことができたり 8番「未完成」の完成番を聞くことができるのも貴重な体験だったが、最も衝撃を受けたのは10番(D936a)の第二楽章だった。 マーラーのような音楽だが、どこか哀しく、どこかしら愉悦感もあり、転調を繰り返してひとつの旋律の裏と表を見せながら音楽が進んで行くのはやはりシューベルトならではと思ってしまう。 マーラーの10番(クック版)では第5楽章冒頭のフルートの音色の余りの美しさにはつい落涙してしまうが、こちらの10番にもそれに全くひけをとらない美しい音楽を発見して望外の喜びを味わうことができた。

俊 さん | 東京都 | 不明

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