シューベルト(1797-1828)

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SACD 輸入盤

ピアノ・ソナタ第20番、他 河村尚子(p)

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AU92512
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

期待の新星、デビュー・レコーディング

河村尚子 / シューマン&シューベルト

ハノーヴァー国立音楽芸術大学の演奏家過程で学ぶかたわら、ヴィオッティ、カーサ・グランデなどで1位となるなどヨーロッパのコンクールさらにはリサイタル、コンサートで活躍中の河村尚子のデビュー・レコーディングアルバム。シューマン、シューベルトと
いうロマン派の二大看板を粒立ちの良い美しい音色で端正に弾きあげています。この年代ならではの瑞々しい感性が、SACDの素晴らしい録音によって余すところなく収録されています。1981年生まれと若く今後の活躍が本当に楽しみなピアニストです。(キングインターナショナル)

・シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居『幻想的情景』 op.26
・シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959

河村尚子(p)

録音:2003年3月

SACD Hybrid

収録曲   

  • 01. Kawamura, Hisako - Faschingsschwank Aus Wien Op. 2
  • 02. Nr. 1: Allegro
  • 03. Nr. 2: Romanze
  • 04. Nr. 3: Scherzino
  • 05. Nr. 4: Intermezzo
  • 06. Nr. 5: Finale
  • 07. Kawamura, Hisako - Sonate Fuer Klavier A-dur Op. P
  • 08. 1. Allegro
  • 09. 2. Andantino
  • 10. 3. Scherzo: Allegro Vivace
  • 11. 4. Rondo: Allegretto

ユーザーレビュー

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輝く透明なタッチの光彩をまとった奥ゆかし...

投稿日:2013/08/17 (土)

輝く透明なタッチの光彩をまとった奥ゆかしい表現の中に、たゆたう生の喜び、人生の儚さといったシューベルトの音楽の持つ影の部分がさりげなくのぞく。決して、ケンプやシュナーベルのように古典として一線を引いてとらえているのではなく、不治の病に苦しんだシューベルトの心境を理解して表現に反映させる現代のシューベルト演奏の系譜の中にはある。ただ、どす黒い苦さがオブラートにくるまれているだけなのである。苦さを前面に出すか否かがルプーやリヒテル、アシュケナージ、内田光子さんら現代のシューベルト弾きの大家と違うところだろう。世間には老成した大家の真似をしただけの中身のこなれない派手な演奏も多々あるようには思う。この河村さんの演奏は、(より感情表現が前面に出た)田部京子さんの優れたシューベルト演奏同様、(日本人らしい?)節度とさりげなさの中から、シューベルトの暗澹たる悲しみをあぶり出す。幾分、表現がこなれてないような部分も感じも受けなくもないが、老成した大家のような落ち着いた安定感があり、優れた演奏である。N響公演に登板した時から、注目しているが、派手なコンクール歴を重ねる人たちより、着実に実力派として大家への道を歩んでいくのではないか、と期待している。

eroicka さん | 不明 | 不明

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