シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

シューベルト:弦楽四重奏曲第14番『死と乙女』、メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番 ヴィジョン弦楽四重奏団

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029530955
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


途方もなく快活で鮮烈、電流が走るようなゾクゾク感!
恐れ知らずの熱血漢の弦楽四重奏団!


2012年結成、ベルリンに拠点を置くヴィジョン弦楽四重奏団(以下VSQ)は、数ある同世代の弦楽四重奏団の中でもとりわけ優れたクァルテットとして注目を浴びています。彼らのレパートリーは、クラシックの王道的な作品に加えて、自分たちのオリジナル楽曲や異なるジャンルの楽曲をアレンジしたものなど、多岐にわたっています。VSQはこのユニークな音楽活動を通し、現代におけるクラシック音楽の表現のしかた、またその受容のされかたに関して、新しい世代と昔からのクラシック・ファンとを結びつけ、包括的に取り込む使命を負い、前進しているのです。
 プログラムは全て暗譜、チェロ以外は立奏するという独特の演奏スタイルは、音楽とのより強い一体感を感じさせ、鮮烈な印象を与えるとして賞賛を集めています。今回のデビュー・アルバムでも、彼らの演奏には電流が走るような、開放的な躍動感、ほとばしる若さ、溢れる生命力があふれており、まさに彼らのデビュー・アルバムにふさわしいシューベルトとメンデルスゾーンという作曲家の作品が選ばれています。アグレッシブでありながら、全く雑にならないクールさも絶品!(写真 visionstringquartet.com)(輸入元情報)

【収録情報】
● シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810『死と乙女』
● メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80


 ヴィジョン弦楽四重奏団
  ヤーコブ・エンケ(ヴァイオリン)
  ダニエル・シュトル(ヴァイオリン)
  ザンダー・シュトゥアート(ヴィオラ)
  レオナルド・ディッセルホルスト(チェロ)

 録音時期:2019年4月
 録音場所:ブレーメン放送スタジオホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


ユーザーレビュー

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全員20代のドイツ人男性四人による新鋭クワ...

投稿日:2020/05/02 (土)

全員20代のドイツ人男性四人による新鋭クワルテットのデビュー録音。チェロ以外は立奏、暗譜で演奏、ジャズやロックもやるという、いかにも今風の四重奏団だが、第一ヴァイオリンのヤーコプ・エンケは意外にも甘い音色、細やかな歌い口の持ち主で、決してべたべたした甘党クワルテットではないけれど、四楽器均等のマッシヴな響きでガンガン押していくという近年のSQのトレンド(その代表はアルバン・ベルクよりもむしろ全盛期のエマーソンSQだったと思う)とはちょっと違うところを目指しているのが面白い。ただし、第一ヴァイオリンのつややかな歌に対して、ヴィオラやチェロは鋭角的なリズムで突っかけてくるから、古き良き時代の感覚と現代のセンスのハイブリッドといったところ。『死と乙女』第1楽章提示部のリピートを省いているのも、いわば「先祖返り」的だ。終楽章などはもちろん非常に速いが、しなやかさとリズミックな推進力の配分がなかなか巧み。昨年からリリースが相次いだこの曲の録音のなかでも、別格と言えるピリオド奏法のキアロスクーロSQを別にすれば、最も注目すべきディスクだろう。カップリングがメンデルスゾーン四重奏曲の最高傑作、第6番へ短調というのもグッド・アイデア。姉ファニーの死を悼んで作曲された曲だから「メメント」というアルバム・タイトルにもふさわしい。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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