シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

歌劇『ダフネ』 ベーム&ウィーン交響楽団、ギューデン、ヴンダーリヒ、シュトライヒ、他

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4453222
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

The complete opera on two CDs. Deutsche Grammophon. 1994.

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Daphne, Op. 82
  • 02. Daphne, Op. 82
  • 03. Daphne, Op. 82
  • 04. Daphne, Op. 82
  • 05. Daphne, Op. 82
  • 06. Daphne, Op. 82
  • 07. Daphne, Op. 82
  • 08. Daphne, Op. 82

ディスク   2

  • 01. Daphne, Op. 82
  • 02. Daphne, Op. 82
  • 03. Daphne, Op. 82
  • 04. Daphne, Op. 82
  • 05. Daphne, Op. 82
  • 06. Daphne, Op. 82
  • 07. Daphne, Op. 82
  • 08. Daphne, Op. 82
  • 09. Daphne, Op. 82

総合評価

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4.5

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 なんといってもキングのアポロがすばらし...

投稿日:2014/09/14 (日)

 なんといってもキングのアポロがすばらしい!力強い歌が、激情に走ってロイキッポスを殺してしまうアポロの性格をよく表しているように感じる。ロイッポスのヴンダーリヒもさすが整った甘い歌声だが、最後の死に至るまでのアポロとのやり取りではキングに負けない力強さもあって、鬼気迫る場面となっている。ギューデンの声には好き嫌いがあるようだが(私は好きです)、やや浮世離れしているダフネの性格には合っているかも。  ベームのR.シュトラウスのオペラ演奏は、「影のない女」(新)を筆頭に大好き!精緻なアンサンブルを基本にしながらも、ここぞという時のパワーの開放がすばらしい!また、シュトラウスのオペラはオーケストラが単なる歌の伴奏に終わらず、歌とオケが精妙に絡み合うところ(歌も一つの楽器のよう)に魅力があるのだが、ベームの演奏はオケが歌を消してしまったり、歌にオケが遠慮してしまったりすることなく、その処理が非常にうまいと思う。(ビシュコフ盤とは雲泥の差) とろけるような弦の響きをオケから引き出すのもベームの魅力だ。  アルバムデータ的には、オケがウィーン・フィルであれば・・・とは思うが、ウィーン交響楽団の演奏も最高にすばらしく、十分満足のいくものだ。  ビシュコフ版は、上にも記したように歌とオケの処理が不満だし、ハイティンク盤は、指揮は素晴らしいのだがアポロのゴールドベルクが決定的に弱すぎる。ベーム旧盤は録音が古いので、「ダフネ」を聴くならこの盤に決まり!

後期ロマン派愛 さん | 滋賀県 | 不明

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ベームに「献呈」され「初演」されたR.シュ...

投稿日:2011/09/21 (水)

ベームに「献呈」され「初演」されたR.シュトラウス晩年の作品。最近はダフネの変容にかかる解釈に興味があってか色々トライされていますが、かつては作品の出来の良さに比べ全曲録音CDが極めて少なかった作品です。「モーツァルトへの回帰」以後の作品で、お話もギリシャ神話を題材にした牧歌的でオペラ・セリア風ですが、実際は三角関係のもつれによる殺人を扱っており、自分に分がなかったことを知ったアポロがダフネを月桂樹に変容させるという解釈の難しい話になっています。ベームのワーグナーはかつて「ワーグナーの中のモーツァルト様式を明らかにした」と評されましたが、こちらは「モーツァルトが志向していたワーグナー的要素を醸し出した」と言っておきましょう。歌手達に不満はありません。ベームは終曲の『月明かりの音楽』に向かって高揚していき見事です。また、“職人タイプ” のベームはオケの違いが弱点にならない指揮者かと思いますが。

エステ荘の噴水 さん | 岩手県 | 不明

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自然との同化による浄化か、男性権力の犠牲...

投稿日:2009/08/13 (木)

自然との同化による浄化か、男性権力の犠牲者(P.コンビチュニー99年エッセン)か等、ラストのダフネの月桂樹への変身は演出者にとり面白いテーマだろう。視覚的に面白いオペラだ。1938年作曲者より献呈を受けたベームにより初演。当演奏でも自信と熱気に満ちた指揮ぶりでクライマックスのダフネの変身へ音楽を進める。キング、ブンダーリヒも熱唱。ギューデンも悪くない(響きは豊麗だがエレクトラではなく、影の無い女とも違うのだから)。ただこの曲はVPO向きと思う。オケにはもう一歩の情感が欲しいところ。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

5

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