シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

『サロメ』全曲 ゴルツ、クラウス&VPO(1953 モノラル)(2CD)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8111014
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

@R .シュトラウス(1864-1949):楽劇『サロメ』全曲
 クリステル・ゴルツ(S)、ユリウス・パツァーク(T)
 マルガレータ・ケニー(M)、ハンス・ブラウン(Br)
 アントン・デルモータ(T)、エルゼ・シュルホフ(M)
 ルドルフ・クリスト(テノール)、他
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
 クレメンス・クラウス(指揮)
 録音:1954年3月15〜21日、ウィーン
A伝説的名歌手たちによる「サロメ」のハイライトの歴史的録音
 エミー・デスティン(S)、マージョリー・ローレンス(S)
 リューバ・ヴェリッチュ(S)
 ピエロ・コッポラ(指揮)、フリッツ・ライナー(指揮)、他
 録音:1907〜1949年
マーク・オバート=ソーン復刻。クラウス指揮の全曲は伝説の名演として現在もなお聴かれている“純ウィーン”的な味わいのある録音。英DECCA盤LPからの復刻で、アナログ特有の力強さをそのまま伝えてくれます。もちろんオバート=ソーンの丁寧な仕事ゆえ、すでにこの録音を愛聴している方にも聴いていただきたいクオリティ。ライナー指揮による『7枚のヴェールの踊り』ほか、ハイライトの6トラックもオリジナルのアナログ盤から復刻されています。

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
言わずと知れた名盤である。クラウスの没年54年...

投稿日:2010/04/29 (木)

言わずと知れた名盤である。クラウスの没年54年3月の録音。早すぎた死はこの僅か2ヶ月後である。Decca録音であり、リマスタリングも成功しているのか音は聴きやすい。シュトラウスの膨大なスコアが皆聞こえるとはさすがに言い難いが、この指揮者の卓越した解釈を味わうには充分だ。洗練された官能性等書き尽くされてきた言葉をここでは繰り返さないが、再生不可能な味わいを持つ当演奏は今後も不滅の価値を持つだろう。ベーム盤と聴き比べるとシュトラウスの多面的な演奏可能性に改めて気がつくが、全く素晴らしい高弟(語り部)を2人も持ったものだと思う(2人の「共通性」やその後のシュトラウス演奏への影響を考えるのも面白い)。歌手ではゴルツ(42歳、バレエの素養もある彼女は当時の代表的サロメ歌手だった)が強さに加え柔らかさもある格調ある歌唱で、クラウスの指揮によく応えている。他の歌手陣はやや魅力に乏しい(デルモータは健闘しているが。パツァークは軽すぎる)。このCDには嬉しいオマケがある。歴代のサロメ歌手(4人)の録音のサワリ(3人は最終盤のモノローグ)が収録されていて、4人目はゴルツのやや前にサロメ歌いとして一世を風靡したリューバ・ヴェリッチュだ(指揮はライナー)。こちらは直接官能に訴えかける強い歌唱。付録も含め、シュトラウス演奏史を考える上でも好個のアルバムとして広く(特に若い方にも)お勧めしたい。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

2

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品