シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD-R 輸入盤

『アラベラ』全曲 カイルベルト&ウィーン・フィル、デラ・カーザ、他 

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEOR651053
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD-R
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

カイルベルト&VPO / 『アラベラ』全曲

ORFEOがまた素晴らしい音源を発掘してくれました。1958年ザルツブルク音楽祭でのシュトラウス「アラベラ」です。
 この「アラベラ」は、ルドルフ・ハルトマン演出による新製作で、以降ミュンヘンとウィーンで長く「アラベラ」の雛型として用いられたほど完成度の高いものでした。主役の三人、デラ・カーザ、ローテンベルガー、フィッシャー=ディースカウは「アラベラ」のドリームキャスト。
 この3人とカイルベルトの指揮は、4年後ミュンヘンのプリンツレゲンデン劇場でのライヴ録音でも聞くことができますが、ここでは新演出ならでは緊張感と、そしてウィーン・フィルのとろける美が絶大。カイルベルトとウィーン・フィルの組合わせは、他には1960年のザルツブルクでの「魔笛」が海賊盤であるくらいの貴重なものです。
 しかも余白にはカール・ベーム指揮の「四つの最後の歌」。デラ・カーザとベーム&ウィーン・フィルで1953年にDECCAに録音してますが、より成熟したデラ・カーザとライブならではの感動はまた格別。どちらもモノーラルながら録音も良好。
 こんな素晴らしい演奏が二日連続で聞けたとは、1958年のザルツブルク音楽祭はなんと贅沢だったのでしょう。(キング・インターナショナル)

・R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」全曲
 リーザ・デラ・カーザ(S アラベラ)
 アンネリーゼ・ローテンベルガー(S ズデンカ)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br マンドリーカ)
 オットー・エーデルマン(Bs ヴァルトナー伯爵)
 イーラ・マラニウク(Ms アデライーデ)、他

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ヨゼフ・カイルベルト(指揮)

・R.シュトラウス:四つの最後の歌
 リーザ・デラ・カーザ(S)
 ウィーン・フィルハモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 録音:1959年7月29日,1959年7月30日 

収録曲   

  • 01. Im Abendrot (WDS. Eichendorff)
  • 02. Fruhling (WDS. Hesse)
  • 03. Beim Schlafengehen (WDS. Hesse)
  • 04. September (WDS. Hesse)
  • 05. Prelude to Act 3
  • 06. Additional - Sie Seh'n Nicht Aus Wie Jemand
  • 07. Und Jetzt Sag' Ich Adieu
  • 08. Act 2 - Sie Wollen Mich Heiraten; So Wie Sie Sind; Und du Wirst Mein Gebieter Sein
  • 09. Mein Elemer!; Nach Dem Matteo
  • 10. Act 1 - Ich Danke, Fraulein; Aber Der Richtige; Mandryka! Der Reiche Kerl!
  • 11. Act 3 - Das War Sehr Gut.

総合評価

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アラベラは、デラ・カーザに尽きるというこ...

投稿日:2014/02/21 (金)

アラベラは、デラ・カーザに尽きるということが、実感できる名盤です。 作曲途中でのホフマンスタールの死もあり、バラの騎士のように作曲者と台本作家の「幸福な結実」とはいえず、20世紀の作品のわりには結構いいかげんなストーリー展開にもかかわらず、これほどの感動をもたらすのは、ひとえに彼女の美声と伸びやかな歌唱、そしてその容姿のなせる技でしょう。  これ以上のはまり役は考えられず、アラベラ・デラ・カーザと称する足る名演ですが、唯一の不幸は、はまり役のオペラが決定的な名作ではなかったことかも知れません。 ジョン・カルショーは、アラベラを「水でうすめたバラの騎士」と評していますが、それでも、第一幕の二重唱Aber der richtigeは、ばらの騎士の終幕の二重唱に勝るとも劣らない名曲と思います。 なお、別なレビューでも触れられている同時期、再建前のバイエルン歌劇場での映像は、華麗とは言えない舞台での録画ですが、ウォルター・レッグの画策で実現しなかった彼女のマルシャリン映像記録に代わるものとして、正規版の発売を切に願うものです。

Attavanti さん | 神奈川県 | 不明

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デラ・カーザの訃報を知り、久々にこの盤を...

投稿日:2012/12/12 (水)

デラ・カーザの訃報を知り、久々にこの盤を聴きました。デラ・カーザが遺したアラベラは全て聴きましたが、これが最高だと思います。 安らかに眠ってください。

名無しの権兵衛 さん | 千葉県 | 不明

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デラ・カーザの「アラベラ」全曲はスタジオ...

投稿日:2010/08/02 (月)

デラ・カーザの「アラベラ」全曲はスタジオ録音1種とライヴ数種が市場に出ており、すべて購入して聞き比べましたが、本CDの内容が一番優れているように感じました。デラ・カーザ、ローテンベルガーともに数年後のDGの録音(ステレオライヴ)より声が若々しいです。本CDの唯一の問題点はモノラル録音という点です。モノラルが気にならない方は絶対的にお勧めいたします。尚、デラ・カーザ、ローテンベルガー、カイルベルトの「アラベラ」全曲の映像の話題を前の方が書いていらっしゃいますが、私はアメリカ製のDVDを所持しています。(なぜかHMVでは取り扱いが無いメーカーのようです)映像は主役2人の美貌が大変すばらしいものですが、演奏自体はこのCDの方が優れていると思います。

yokoyoko さん | 不明 | 不明

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