シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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Blu-ray Disc 輸入盤

『ばらの騎士』全曲 カーセン演出、ヴァイグレ&メトロポリタン歌劇場、ルネ・フレミング、エリーナ・ガランチャ、他(2017 ステレオ)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
0743945
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

フレミング十八番の『ばらの騎士』フェアウェル公演

メトロポリタンの大輪の花、ルネ・フレミングが十八番の元帥夫人を引退するという決して見逃すことの出来ない記念碑的な『ばらの騎士』公演を収録。美貌のメゾ・ソプラノ、エリーナ・ガランチャがオクタヴィアンを歌い、今やオペラのみならずコンサートでも世界中から引く手あまたのポレンザーニが「歌手」役で登場するなど夢のようなキャスティングで、フレミング最後のマルシャリン役を豪華に演出しています。舞台は曲が初演されたのと同時代の1900年代初頭のウィーン、黄昏行くハプスブルク帝国。(輸入元情報)

【収録情報】
● R.シュトラウス:『ばらの騎士』全曲


 ルネ・フレミング(元帥夫人)
 エリーナ・ガランチャ(オクタヴィアン)
 ギュンター・グロイスベック(オックス男爵)
 エリン・モーリー(ゾフィー)
 マーカス・ブルック(ファーニナル)
 マシュー・ポレンザーニ(イタリア人歌手)、他
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
 セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)

 演出:ロバート・カーセン

 収録時期:2017年
 収録場所:ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場(ライヴ)

 収録時間:本編:203分、特典(Backstage at the MET)24分
 画面:カラー、16:9、HD
 音声:PCMステレオ、DTS-HDサラウンド
 字幕:英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語
 50GB
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

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フレミングの元帥夫人「引退」公演の録画。陰...

投稿日:2018/08/09 (木)

フレミングの元帥夫人「引退」公演の録画。陰影を付けようと力むあまり歌の美観を欠く箇所もなくはないが(たとえば終幕三重唱の冒頭など)、全体としてはさすがの貫祿。声の衰えをさほど気にする必要のない役なのも彼女に幸いしている。役柄の作り方は古風なものだが、ショヴァルツコップ・コピーもここまで堂に入ればご立派だ。同じく、これでこの役は「卒業」だというガランチャのオクタヴィアンは大変素晴らしい。男装姿もりりしいし、女装してオックス男爵を翻弄する第3幕も鮮やかな出来ばえ。グロイスベックのオックスは相変わらず見事。類型的な三枚目ではなく貴族的かつスタイリッシュな演唱だが、すこぶる魅力的。エーデルマン以下、私の知る限りでは最高のオックス男爵と言って差し支えない。モーリーのゾフィーはそもそも若い娘に見えないし、気の強さはうかがえるが、新鮮さがないのが残念。欲を言えば「もう一皮」むけてほしいヴァイグレの指揮はいつも通り手堅い。 カーセンの演出は基本的には2004年ザルツブルク版通りだが、第3幕の舞台は同じく娼館の一室ながら、全裸の男女の登場は無く、保守的なメトの観客に配慮したようだ。幕切れに登場してくる「元帥」率いる兵士の一団は元のままだが、カメラが「引き」気味であることも手伝って、かつてほどのインパクトはない。カーセン演出のなかではもともとそんなに過激なものではないと思っていたが、今や立派に「クラシック」の枠組みにおさまった。それでもヴェルニケ、クプファーと並んで時代を20世紀初頭に移したものでは代表的な名演出だと思うけど。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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