シュトラウス、ヨハン2世(1825-1899)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

『騎士パズマン』全曲 ハインツ・ワルベルク&ウィーン放送交響楽団、エーベルハルト・ヴェヒター、ソーナ・ガザリアン、他(1975 ステレオ)+バレエ音楽(2CD)

シュトラウス、ヨハン2世(1825-1899)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
C200062
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス2世、唯一の本格歌劇!

家臣パズマンの領地に出かけたハンガリー王、ついついパズマンの美しい妻の額にキスしてしまいました。それを知って激怒したパズマンは裁判官に直訴、パズマンは王妃にキスしてもよいと判決を受けます。王は怒りますが、王妃はそれを許し、自らパズマンの額にキスをします・・・
 400人もの犠牲者を出したウィーン、リング劇場の大火災が引き金となり、オペレッタの人気が低迷。市民たちは他の娯楽を求めていました。そこで当時、宮廷劇場のディレクターを務めていたヴィルヘルム・ヤーンはヨハン・シュトラウス2世に重厚な「グランド・オペラ」の作曲を依頼、シュトラウスは3年の推敲を経て、歌劇『騎士パズマン』を書き上げました。1892年の元日に初演され、ウィーン宮廷歌劇場でツィンバロムが初めて使用された記念碑的作品であるにもかかわらず、前述の通り内容は月並みであり、結局、この作品は人気を獲得することなくお蔵入りになってしまいました。しかし、全編に施された音楽はさすがシュトラウス、とりわけ第3幕に挿入されたバレエ音楽は大好評を博し、中でも「チャールダーシュ」は独立した作品として現在でも愛されています。
 この録音は1975年10月27日のライヴ。日本でもおなじみのハインツ・ワルベルクの軽快な指揮のもと、エーベルハルト・ヴェヒターが題名役を熱唱。他の歌手たちが脇を固めています。また本編では省略されてしまったバレエ音楽は、1993年に別録音されたアルフレート・ヴァルター指揮の演奏を補完、作品を完全なものに仕上げています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ヨハン・シュトラウス2世:歌劇『騎士パズマン』全曲


 騎士パズマン…エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン)
 アンジューのカール・ロベルト:ハンガリー王…ヨゼフ・ホップファーヴィーザー(テノール)
 王妃…ソーナ・ガザリアン(ソプラノ)
 エヴァ…トゥルデリーゼ・シュミット(メゾ・ソプラノ)
 ロドモンテ…アルトゥール・コーン(バリトン)
 オモデ…ホルスト・ヴィッチェ(テノール)
 グンディ…アクセル・ガル(メゾ・ソプラノ)
 ミシュー…ペーター・ドラホシュ(テノール)
 ウィーン放送合唱団(合唱指揮:ゴットフリート・プラインファルク)
 ウィーン放送交響楽団
 ハインツ・ワルベルク(指揮)

 録音時期:1975年10月27日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

● 『騎士パズマン』のバレエ音楽全曲(ポルカ/ワルツ/チャールダーシュ)(ボーナス・トラック)

 スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
 アルフレート・ヴァルター(指揮)

 録音時期:1993年8月26-30日
 録音場所:チェコ、Košice, House Of Arts
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 MARCO POLO(8223245)より

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ワルツ王、ヨハン2世は1870年代に入ると舞...

投稿日:2021/08/15 (日)

ワルツ王、ヨハン2世は1870年代に入ると舞台作品を手がけるようになりました。 17作ある舞台作品のうち16作品はオペレッタに分類されていますが、唯一オペラと言われるのがこの『騎士パズマン』です。 ワルツ王唯一のオペラながら、初演時から転けて失敗してしまったせいかこんにちでも録音は元より上演される機会も少なく珍しい作品ですが、その音楽は非常に豊かで、著名なチャルダーシュを初め、良いメロディが出てきます。 オペラという事もあり、ヨハン2世の舞台作品の中では比較的シリアスな感じですが、通常の他作曲家の作品に比べればやはり軽く聴きやすい。 これらを演奏するのは、ハインツ・ワルベルク指揮、ウィーン放送交響楽団。  パズマンをヴェヒターが歌い、ハンガリー王を後にナクソスのこうもりの録音に参加する、ホップファーヴィーザーが参加、その他も当時ウィーン近辺で活躍した歌手や国際的に活躍した歌手など、ライブながら配役は豪華。 演奏もワルベルクらしく軽快だが、2枚目3幕以降はオケも非常に充実した演奏を聴かせてくれる。 この演奏ではバレエ音楽は省略されてしまっており、代わりにマルコポーロにヨハン・シュトラウス管弦楽作品全集として録音された、アルフレート・ヴァルター指揮、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏が収録されている。 これはスタジオ録音だが、ちょっとオケが甘いのが気になるだろうか。 ワルベルクの録音は1975年とそれなりに古いが、多少年代を感じる他は聴きやすい。 騎士パズマンの全曲録音が他にあるかは不明だが、この1枚はこの曲の名盤と言えるでしょう。

レインボー さん | 不明 | 不明

0

シュトラウス、ヨハン2世(1825-1899)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品