シャーロット・ブロンテ

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ブロンテ全集 4

シャーロット・ブロンテ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622046240
ISBN 10 : 4622046245
フォーマット
発行年月
1996年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
20cm,470p

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    当時の社会的問題を扱っているようにも思うが、それは登場人物が巻き込まれている状況であり、2人の女性の、彼女らの置かれた状況での人生ドラマであり、結婚にいたる恋愛小説だ。イギリスの国教会の教会や牧師が随分と登場し、人間くさく描かれている。オーステンの作品に出てくる女性達の慎しみ深い感情の表し方に対し、シャーロット・ブロンテの女性達はもっと生き生きしているように思った。

  • NAO さん

    労働問題が背景であるにもかかわらず、結局は二人のロマンスに集結。どうやらそれは、亡くなった二人の妹を思ってのことらしいのだが、当時のあまりの男尊女卑ぶりにうんざりしてしまった。女性でありながらも凛としていたシャーリーは、最初は一見近代的な自立した女性に見えるのだが、結婚するや否やすっかりダメダメになってしまい、すべてを夫に丸投げして、それまでの自分の態度はすべて間違えていたのだと言わんばかりに引っ込んでしまう。また、キャロラインは夫に尽くすのが当然と考えている。こういうのが、女性の自立と言えるのだろうか?

  • 星落秋風五丈原 さん

    【ガーディアン必読1000冊】下巻はラッダイト運動で再び工場に押し入られたロバートをシャーリーと従妹のキャロラインが心配するシーンから始まる。相変わらず「あんたたち男って!」節を炸裂させるシャーリーとロバートに会わせてもらえずただおろおろ心配するキャロライン。こうしてみるとやはりキャロラインよりシャーリーの方がヒロインらしい。ヒロインは何といっても物語を動かさないと。ところが、後半彼女が恋をしたことで勢いは失速する。ロバートを含めた並み居る婚約者たちを押しのけて選んだ相手がそれ?“家庭教師至上の恋人教”。

  • 秋良 さん

    【G1000】もっとイギリスの労働問題とか絡んでくるのかと思いきや、上巻で色々あった工場のことはうっちゃられてロマンス主体になってた。逆ハーに興味はないんだよ……シャーリーが叔父に浴びせる「叔父様の神様は〈世間〉なの。私の目から見れば、叔父様だって偶像崇拝者だわ。わけもわからずに拝んでるんだと思うわ」という言葉は日本人にも当てはまりそう。

  • きりぱい さん

    最初から、メロドラマを期待しないで、興ざましな話だからと念押しされるのだけれど、そうは言っても期待してしまうわけで、労働者部分の描写が多く、さすがに上巻の半分を過ぎてもシャーリーが出てこない時は、シャーリーじゃなくてもう、キャロラインじゃないのこれ!と。陽と陰の好対照で気を許し合う2人は、ともすれば邪魔する感情と波乱もみせ、メロドラマも漂ってくるのだけど、ラスト近くで男性陣が急に甘甘過多になるのがこそばゆい!シャーリーの好感度は低いのだけど、分別ある理論を述べる部分には拍手!キャロラインが涙ぐましい。

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