CD

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、シュニトケ:合奏協奏曲 クレーメル(vn)

シベリウス(1865-1957)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCO70547
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

クレーメル/シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、他

1977年8月12,13日、ザルツブルクでのステレオ録音。現代最高のヴァイオリニストとして誰もが認めるクレーメルのオイロディスク・レーベルへのセッション録音。清冽な抒情がクレーメルの美質とぴったりの相性をみせるシベリウスの傑作コンチェルト。
 併録のシュニトケ作品は初演直後の収録で、まさに鬼才クレーメルの独壇場。ヴァイオリンの共演は、クレーメルの最初の奥様でもある名手タチアーナ・グリンデンコです(2番目はピアニストのエレーナ・バシュキロワ)。

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47[31:34]
シュニトケ:合奏協奏曲第1番[28:51]
 ギドン・クレーメル(Vn)
 タチアーナ・グリンデンコ(Vn、シュニトケ)
 ロンドン交響楽団
 ゲンナディー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

内容詳細

早くから積極的に取り上げていたシュニトケなど、若き日のクレーメルが残した名演。クレーメルとロジェストヴェンスキーという鬼才同士の共演にも目。《CREST 1000》シリーズの1枚。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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シベリウスの『ヴァイオリン協奏曲』の第2...

投稿日:2020/02/13 (木)

シベリウスの『ヴァイオリン協奏曲』の第2楽章ではゆったりとしたテンポで感情豊かに弾いているのが印象的だった。一音一音たっぷりと丁寧に演奏している。 シュニトケの『合奏協奏曲』は1977年にこの録音のソリストでもあるクレーメルとグリンデンコによって初演され成功を収めた作品。(指揮はロジェストヴェンスキイではなかった。) そしてこの初演の約5ヶ月後に、たった2日間でこの素晴らしい録音がなされたというのが驚きだ。 ロンドン交響楽団の透明感のある響も美しい。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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この頃のクレーメルは技術的には最高です。...

投稿日:2017/12/21 (木)

この頃のクレーメルは技術的には最高です。録音も素晴らしいです。

ルシータ さん | 東京都 | 不明

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現在では押しも押されぬ巨匠ヴァイオリニス...

投稿日:2012/08/19 (日)

現在では押しも押されぬ巨匠ヴァイオリニストとして世界的な活躍をしているクレーメルによる若き日の名演だ。クレーメルは、現在でもそうした評価がなされているが、超絶的な技巧をベースにしつつ、現代的なセンスに持ち溢れた鋭さを感じさせる演奏を行うことで世に馳せている。本盤におさめられたシベリウスのヴァイオリン協奏曲、そしてシュニトケの合奏協奏曲ともに、そうしたクレーメルの個性が溢れた演奏に仕上がっていると言える。クレーメルのヴァイオリン演奏の引き立て役は、これまた現在ではロシアを代表する大指揮者に成長したロジェストヴェンスキーであるが、ロジェストヴェンスキーはロシア音楽を得意とはしていたが、シベリウスについても得意としていた。現在では入手難となっているが、かつての手兵であるモスクワ放送交響楽団とともにシベリウスの交響曲全集をスタジオ録音している。当該演奏は、オーケストラがいかにもロシア色濃厚な演奏を行っていることもあって、必ずしもシベリウスに相応しい演奏とは言い難いものがあったが、それでも総体としては考え抜かれた立派な演奏であり、交響曲第3番や第7番の録音を遺したムラヴィンスキーや、近年のマリス・ヤンソンスなどと並んで、ロシア系の指揮者としては希少なシベリウス指揮者と言えるところだ。本盤の演奏は、オーケストラがシベリウスの名演を様々な指揮者と行うなど、定評のあるロンドン交響楽団であり、ロジェストヴェンスキーとしても、オーケストラのロシア的な色合いに邪魔されることなく、正に水を得た魚の如き演奏を行っていると言える。その演奏は、若干ロマンティシズムに傾斜しつつあるきらいもあるところであるが、クレーメルの一切の甘さを排した鋭角的で霧味鋭いアプローチが、演奏全体を引き締まったものとするのに大きく貢献しており、こうした指揮者とヴァイオリニストがお互いに足りないものを補い合った結果が、本演奏を名演たらしめるのに繋がったとも言えるところだ。シュニトケの合奏協奏曲は、ロシアの現代作曲家による作品だけに、ロジェストヴェンスキー、クレーメルともに、お互いの才気が迸るような見事な名演に仕上がっていると高く評価したいと考える。第2ヴァイオリンを担当したタチアナ・グリンデンコによるヴァイオリン演奏も見事であると言える。いずれにしても、本盤の演奏は、ロジェストヴェンスキーとクレーメル、そしてグリンデンコというロシア系の音楽家がお互いの才能をぶつけ合うとともに、足りないものを補うなど相乗効果を発揮させた素晴らしい名演と評価したい。音質については、従来CD盤でも1977年のスタジオ録音ではあるものの、比較的満足できる音質であったと言えるが、これだけの名演だけに、長らくの間、高音質化が望まれてきた。そのような中で、今般、かかる名演が待望のBlu-spec-CD化がなされたということは、本演奏の価値を再認識させるという意味においても大きな意義があると言える。とりわけ、クレーメルのヴァイオリンの弓使いが鮮明に再現されるのは殆ど驚異的であり、あらためてBlu-spec-CD盤の潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、クレーメル、そしてロジェストヴェンスキー&ロンドン交響楽団による素晴らしい名演をBlu-spec-CDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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