CD 輸入盤

『ベルシャザール王の饗宴』、バレエの情景、行列聖歌、他 セーゲルスタム&トゥルク・フィル

シベリウス(1865-1957)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573300
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シベリウス:『ベルシャザール王の饗宴』
セーゲルスタム&トゥルク・フィル


もともと旧約聖書の『ダニエル書』に登場するエピソードの一つであった『ベルシャザールの酒宴』の物語は、ユダヤの神を冒涜したバビロニア王ベルシャザールが、神罰によって倒されるというもの。このシベリウスの作品は、フィンランドの詩人で彼の友人であったプロコペの劇のために書かれたもので、当時『交響曲第3番』を作曲していたシベリウスですが、こちらを中断してまでもこの劇音楽に集中し、いくつかの「最も美しい旋律」を含む素晴らしい作品を書き上げたのです。
 バビロン討伐の陰謀に加担するユダヤ人女性レシャナーは、短剣を片手にベルシャザール王の帰還を待っています。しかし彼女に魅了された王は、彼女を我が物にするために宮殿内に招き入れるのです。饗宴で『生』と「死』のダンスを踊るのはユダヤの少女カドラ。彼女の踊りの部分は、後に組曲として編纂されたときに『カドラの踊り』として一つに纏められます。なかなか全曲として聴く機会はありませんが、少しオリエンタル風味も感じられる興味深い作品です。
 他には、初期の作品『序曲』『バレエの情景』など珍しい曲が収録されています。(NAXOS)

【収録情報】
シベリウス:
● 序曲 ホ長調 JS145 (1891)
● バレエの情景 JS163 (1891)
● 劇音楽『ベルシャザール王の饗宴』 JS48 (1906)

 第1番:行進曲風に
 第2番a:前奏曲:夜想曲
 第2番b:ユダヤの少女の歌
 第3番:アレグレット
 第4番:生命の踊り
 第5番:死の踊り
 第6番:生命の踊り
 第7番:テンポ・ソステヌート
 第8番:アレグロ
 第9番:生命の踊り
 第10番:死の踊り
● アドルフ・パウルの劇『鳥の言葉』〜第3幕:結婚行進曲 JS62 (1911)
● 行列 JS54 (1905)
● メヌエット JS127 (1894)
● 行列聖歌 Op.113-6 (1938)


 ピア・パヤラ(ソプラノ:JS48)
 トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
 レイフ・セーゲルスタム(指揮)

 録音時期:2014年1月20-24日
 録音場所:フィンランド、トゥルク・コンサートホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

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シベリウスのポピュラーな交響曲や交響詩で...

投稿日:2018/11/12 (月)

シベリウスのポピュラーな交響曲や交響詩でなく 劇付随音楽を中心とした曲集 ここでは”ベルシャザール王の饗宴”が取り上げられた ミニマム・ミュージックの先駆けを聞いた思いにとらわれる経験をした がしかしここでの聞き物は前後に置かれた管弦楽曲の数々だ 所謂フィンランドの叙事詩や風土色を前面に押し立てていない曲だ 題名からも特色に乏しくつい忘れられてしまいがちな作品を セーゲルスタムは紹介するを越えてその魅力を美しく伝えている 作曲年代も20代から60代までに渡っている 冒頭の”序曲 ホ長調”は10分を超える堂々たるものだし 次の”バレエの情景”も変化と推進力に溢れた魅力ある作品 劇「鳥の言葉」のために書かれたただ一曲の”結婚行進曲”は王侯貴族の結婚ではなく 北欧の民の簡素だが心温まる結婚式へ向かう道のりに見える風景と人の表情が描写されている ”行列”は軽やかな行進曲 ”行列聖歌”は身を正して歩む趣と心遊ぶに相応しいフィールドが広がっている あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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