接続された心 インターネット時代のアイデンティティ

シェリー・タークル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152082046
ISBN 10 : 4152082046
フォーマット
出版社
発行年月
1998年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
446p;20

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • oritako さん

    久々に読み返した。インターネット普及初期のオンラインの振る舞いを改めて読むと、リアルのアイデンティティと強く紐付けざるを得ない現在の状況が息苦しくも思えてきた。「ある高校2年生が、友人達がインターネットに行ってしまったという話をしながら心配して」言ったという話が書かれている。タークルの近年の作「一緒にいてもスマホ」につながる種が、ここにあったのか。

  • au-lab さん

    1995年、インターネットが新たなフェーズに踏み出したまさにその只中に書かれた本書は、当時の期待と不安に満ちた「画面上の生活」の様相を、とても良く伝えてくれる。インターネットがポストモダンという思想における「非連続性」「脱中心性」を体現するモデルであるという指摘は、今も有効な視点である。一方、大半の事例がMUD(当時のオンラインコミュニティ)におけるコミュニケーションに依拠しており、SNSの時代から振り返るととてもファンタジックな感じがしてしまう。

  • doji さん

    ポストモダンとコンピュータという思想的な結びつきの整理もとてもおもしろかったし、エリクソンももちろん引きながら、アイデンティティのありかたをポストモダンの文脈で語られているのには楽しく読んだ。もはや当たり前のように語られてしまう議論ではあるけれど、著者の結びのことばはいまでも力強く響くと思う。

  • Reina SAIJO さん

    1980年代からの90年代前半までのコンピューターカルチャーを形成する人々へのインタビューに基づいて執筆されたもの。インタビュアーの年齢は子供から中年世代までが中心。人間の心の概念やコンピューターの属するカテゴリーや何か、ネット接続のゲームの中で形成されるアイデンティなど、当時の文化背景を知る上でも現代の問題に繋がるものも含めて興味深い。インタビュー集といった趣きなので積極的な提案などはあまりないが、面白く読めた一冊。

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