サイ、ファジル(1970-)

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CD

ヴァイオリン作品集〜ソナタ第1番、第2番、『ハーレムの千一夜』、他 フリーデマン・アイヒホルン、ファジル・サイ、エッシェンバッハ&ドイツ放送フィル(日本語解説付)

サイ、ファジル(1970-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NYCX10157
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


日本語解説付き
ファジル・サイ:ヴァイオリン作品集


鬼才ピアニストとして知られ、数多くのファンを持つトルコ出身のファジル・サイ。彼は同時に優れた作曲家として数多くの作品を発表しています。
 1997年に書かれた、青春期特有の若々しい感性に満ち溢れたヴァイオリン・ソナタ第1番は、トルコのモティーフが効果的に用いられており、とりわけ、第2楽章は「トルコの宮殿で演奏されるジャズ」を思い起こさせるユニークな曲。第4楽章にはサイの人気曲『ブラックアース』そっくりのフレーズも聴かれます。
 最新作のヴァイオリン・ソナタ第2番『カズ山』は古くから信仰の対象であったトルコの「カズ山」に分布する金鉱を採掘するために大規模な森林伐採が行われたことを嘆いたサイが、メッセージを込めて書き上げたもの。印象的なピアノの強烈な打鍵で幕を開け、第2楽章でのヴァイオリンが奏でる鳥の声や、舞曲を思わせる第3楽章のテーマなど、さまざまなエピソードが盛り込まれており、作品は演奏者アイヒホルンに捧げられています。ソナタの伴奏をサイ自身が務め、思いをダイレクトに伝えます。
 2007年の『ハーレムの千一夜』は、サイ版の『シェエラザード』というべき作品。初演ではパトリツィア・コパチンスカヤが担ったヴァイオリン・パートが妖艶な旋律を奏で、パーカッションが大活躍してエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。
 アンリ・マルトー国際ヴァイオリン・コンクールの課題曲として委嘱された、無伴奏ヴァイオリンのための『クレオパトラ』は、名ヴァイオリニストとして活躍したマルトーへのオマージュとして書かれ、超絶技巧とアラビア風のサウンドが聴きどころ。輸入国内仕様盤には日本語解説付き。(輸入元情報)

【収録情報】
サイ:
1. ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.82『カズ山』 (2019)(自然の大量殺戮/傷ついた鳥/希望の儀式)
2. クレオパトラ Op.34 (2010)
3. ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.7 (1997)(メランコリー/グロテスク/無窮動/アノニム/メランコリー…戻る)
4. ヴァイオリン協奏曲 Op.25『ハーレムの千一夜』 (2007)


 フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)
 ファジル・サイ(ピアノ:1,3)
 アイクット・コセレルリ(パーカッション:4)
 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団(4)
 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮:4)

 録音時期:2019年11月25日(1)、4月23,24日(3)、4月24日(2)、2月18,19日(4)
 録音場所:ザールブリュッケン放送、大ゼンデザール
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 世界初録音(1)

 輸入盤国内仕様(日本語解説付き)

【ファジル・サイ】
1970年トルコ生まれ。アンカラ国立音楽院でピアノと作曲を学び、17歳でデュッセルドルフのシューマン音楽院に留学。その後ベルリン音楽院で学び、1994年ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションで優勝。その後ニューヨーク・フィル、イスラエル・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、サンクトペテルブルク・フィルをはじめとする世界一流のオーケストラと定期的に共演。作曲の才能にも恵まれ、16歳で作曲した「Black Hymns」はベルリン建都750周年記念行事で演奏された。1991年には「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲」をベルリン交響楽団と共に自ら初演、映画音楽も手掛けるなど、その才能は留まるところをしらない。日本にもたびたび来日、多くのファンを持つ。(輸入元情報)

内容詳細

ピアニスト兼作曲家としてその才能をいかんなく発揮している、サイの世界初録音となる2019年作のヴァイオリン・ソナタ第2番を含んだヴァイオリン作品集。サイの内面から出た多彩多様な世界が展開されている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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人物・団体紹介

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サイ、ファジル(1970-)

1970年、トルコのアンカラに生まれ、アンカラ国立音楽院でピアノと作曲を学んだ。 17歳で奨学金を得て、デュッセルドルフのシューマン音楽院に留学し、デイヴィッド・レヴァインに師事した。その後1992年から1995年までベルリン音楽院で学び、1994年ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションで優勝、国際的な演奏活動を開始した。 <活躍 〜ピアニストとして〜> 世界各地の主要オーケスト

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