Blu-ray Disc

『死の都』全曲 ストーン演出、キリル・ペトレンコ&バイエルン国立歌劇場、ヨナス・カウフマン、マルリス・ペーターゼン、他(2019 ステレオ)(日本語字幕・解説付)

コルンゴルト (1897-1957)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NYDX50158
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc

商品説明


日本語解説付き
バイエルン国立歌劇場自主レーベル「BSOrec」
第2弾はカウフマンとペーターゼンが歌う歌劇『死の都』


「まちがいなく聴く価値がある」…ベルンハルト・ノイホフ(BR KRASSIK)
「見事に考え抜かれた、大胆なまでによくできた作品」…ナイル・フィッシャー(The Times)
「キリル・ペトレンコがバイエルン国立管弦楽団を 興奮状態に導く」…マルクス・ティエル(Munchner Merkur)
「これ以上の歌手は得られない」…(BR24)
「『死の都』にとって、ミュンヘンのプロダクションよりも良いものは想像しがたい」…ジョシュア・バロン(The New York Times)

19世紀のブルージュ、若きパウルは亡くなった妻マリーを悼み街を彷徨います。そして出会ったのがマリーと瓜二つの踊り子マリエッタ。次第に夢と現実の境界が曖昧になるパウル・・・
 2019年の秋、バイエルン国立歌劇場で上演されたコルンゴルトの歌劇『死の都』のライヴ収録。強烈な印象を残すサイモン・ストーンの演出と、美しく陶酔的な旋律をオーケストラから精緻に引き出すキリル・ペトレンコの指揮のもと、ヨナス・カウフマンとマルリス・ペーターゼンが主役を歌ったこの上演は観客とメディアに大絶賛されました。狂気すれすれの迫真の歌唱を聴かせるカウフマン、女性のもつ様々な面を演じ分けるペーターゼン、そして彼らをとりまく歌手たちの見事な歌唱が聴きどころです。(輸入元情報)


【収録情報】
● コルンゴルト:歌劇『死の都』 Op.12(1920)全曲


 パウル…ヨナス・カウフマン(テノール)
 マリエッタ/マリーの幻影…マルリス・ペーターゼン(ソプラノ)
 フランク/フリッツ…アンドレイ・フィロニャチク(バリトン)
 ブリギッタ…ジェニファー・ジョンストン(メゾ・ソプラノ)
 ユリエッテ…ミリヤム・メサク(ソプラノ)
 リュシエンヌ…コリンナ・ショイルレ(ソプラノ)
 ガストン/ヴィクトラン…マヌエル・ギュンター(テノール)
 アルベルト伯爵…ディーン・パワー(テノール)
 バイエルン国立歌劇場合唱団&児童合唱団
 ステラリオ・ファゴーネ(合唱指揮)
 バイエルン国立管弦楽団
 キリル・ペトレンコ(指揮)

 演出:サイモン・ストーン
 演出アシスタント:マリア=マグダレーナ・クヮシク
 装置デザイン:ラルフ・マイヤーズ
 衣装デザイン:メル・ページ
 照明デザイン:ローランド・エドリヒ
 ドラマテイック・アドバイザー:ルーカス・ライプフィンガー

 録音時期:2019年12月
 録音場所:ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場(ライヴ)
 バーゼル歌劇場の協力によるプロダクション

 ビデオ・ディレクター:ミリアム・ホイヤー
 収録時間:143分
 画面:カラー、16:9、1080i High Definition
 音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1
 字幕:日本語・ドイツ語・英語・フランス語・韓国語
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。
 輸入盤国内仕様(日本語解説付き)


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歌手よし、指揮よし、演出よし。この魅力的...

投稿日:2021/12/10 (金)

歌手よし、指揮よし、演出よし。この魅力的なオペラの理想的な映像ソフト。ペーターゼンは小悪魔的なマリエッタにぴったりなだけでなく、パウルを妄想から救い出そうとするけなげな面も見せる(夢の中だけど)。この役には彼の声は少し重すぎるかとも思ったが、カウフマンの達者な歌と演技は相変わらず見事。指揮は通俗音楽に寄せたノスタルジックな面と20世紀音楽らしいモダンな側面をバランス良く表出。第2幕フィナーレあたりの畳みかけは、いかにもペトレンコらしい。 演出は完全な現代化演出だが、非常に巧み。特に第1幕終わりで登場するマリーの亡霊が抗がん剤の副作用でスキンヘッドになった姿なのは秀逸。これで彼女の遺髪が保存されている理由が良く分かる(このアイデア自体は映像ソフトになっていないウィーンのデッカー演出と同じだが)。この亡霊( とその分身たち)は第2幕、第3幕でも要所要所に登場し、パウルのオブセッションを印象づける。演出としては難所の「教会の行列が部屋の中に侵入してくる」シーンの見せ方も実にうまい。最後が従来通り、パウルの自殺を暗示して終わるのではなく、亡き妻の写真と遺髪を燃やした彼が妻の死という現実と向き合おうとするところで終わるのも新鮮だし、現代ではそうあるべきだ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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