コニュス、ゲオルギー(1862-1933)

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CD 輸入盤

ピアノ作品集 ジョナサン・パウエル

コニュス、ゲオルギー(1862-1933)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCC0513
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ゲオルギー・コニュス:ピアノ作品集

ロシアの作曲家ゲオルギー・コニュス。すぐ下の弟ユーリはハイフェッツが愛奏した『ヴァイオリン協奏曲』を作曲、またその下の弟レフもやはり作曲家、教育者として音楽に携わり、3人あわせて「コニュス3兄弟」として名を馳せています。
 3兄弟の長兄ゲオルギーは、モスクワ音楽院でタネーエフとアレンスキーに師事、チャイコフスキーから前途有望として賞賛されたものの、結局は作曲家としてよりも楽曲分析に力を入れたためか、数多く残された作品のほとんどは忘れ去られてしまいました。しかし、彼の作品はどれも調和が取れており、晩年にはスクリャービンを思わせる神秘的な作風も用いるなど聴きどころが多く、このアルバムに収録された小品は彼の特徴を端的に表すもの。スクリャービンを得意とするピアニスト、ジョナサン・パウエルの演奏はコニュスの魅力を存分に引き出しています。(輸入元情報)

【収録情報】
ゲオルギー・コニュス:

● 3つの小品 Op.1より
 第1番:Reverie 夢想
 第3番:Caleidoscope カレイドスコープ
● 夢想 Op.7
● アルバムの綴り Op.13
● 無言歌 Op.17 (1900)
● 情景画 Op.19
● 子守歌 Op.24 (1901)
● 8つの小品 Op.25 (c.1900)より
 第1番:Prelude 前奏曲
 第3番:Melodie メロディ
 第4番:Regret 後悔
 第6番:Consolation 慰め
 第7番:Printemps 春
● 8つの小品 Op.31より
 第1番:Harpe eolienne エオリアン・ハープ
 第2番:Compassion 共感
 第3番:En reve 夢
 第4番:Feuillet d'album アルバムの一葉
 第5番:Berceuse 子守歌
 第8番:Regret 後悔
● 前奏曲 Op.33 (1910)
● 8つの小品 Op.34より
 第2番:Crepuscule 夕暮れ
 第3番:Scherzino スケルツィーノ
 第4番:Romance ロマンス
 第7番:Capriccioso カプリチョーソ
● 3つの小品 Op.36 (1907)
 第1番:Air de danse エア・ダンス
 第2番:Moment douloureux
● 痛みの時〜第3番:Etude 練習曲
● ラルゴ Op.39

 ジョナサン・パウエル(ピアノ)

 録音時期:2017年2月13,14日
 録音場所:Jacqueline du Pre Music Building,St Hilda's College, Oxford
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 すべて世界初録音

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ロシア・ソヴィエト音楽ファン、そしてピア...

投稿日:2019/07/21 (日)

ロシア・ソヴィエト音楽ファン、そしてピアノ音楽愛好家にとって、またもや知られざる美しい作品たちが姿をあらわした。 コニュスという作曲家の名前は『ヴァイオリン協奏曲』の作曲家として記憶に残っていたが、それはこれらのピアノ作品を作曲したゲオルギィ・エドゥアルドヴィチ・コニュスの弟であるユーリ・エドゥアルドヴィチ・コニュスで、兄ゲオルギィの作品の録音はとても貴重なものだ。 チャイコフスキイはゲオルギィ・コニュスのことを早くから注目して応援していた。コニュス自身は作曲家としてよりも教育者としてロシア音楽に大きな功績を遺したが、これらのピアノ作品は作曲家としてのコニュスの名前を永遠に伝えることだろう。 ここにはピアノ愛好家なら弾いてみたいと思う作品がある。コニュスのピアノ作品全集が出ることを期待する。 またコニュスは日本の民話を題材として日本の伝統音楽のメロディーを用いてバレエ『DAITA』を作曲し、ボリショイ劇場で初演されている。日本に興味を持っていたのだろうか。この作品が日本で復活しないだろうか。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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