中国・SF・革命

ケン・リュウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309029030
ISBN 10 : 4309029035
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
王谷晶 ,  
追加情報
:
340p;20

内容詳細

初邦訳のケン・リュウ「トラストレス」、〓景芳「阿房宮」、書き下ろし、柞刈湯葉「改暦」他、日中米の作家が紡ぐ小説とエッセイ12篇。

目次 : トラストレス(ケン・リュウ)/ 改暦(柞刈湯葉)/ 阿房宮(〓景芳)/ 移民の味(王谷晶)/ 村長が死んだ(閻連科)/ ツォンパントリ(佐藤究)/ 最初の恋(上田岳弘)/ 盤古(樋口恭介)/ エッセイ(食う男(イーユン・リー)/ 存在は無視するくせに、私たちのふりをする彼ら(ジェニー・ザン)/ ルポ『三体』が変えた中国(藤井太洋)/ 『三体』以前と以後(立原透耶))

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • keroppi さん

    「文藝」2020年春季号の中国SF特集を再構成した単行本。この「文藝」もかなり売れたらしいが、「三体」を始めとして中国SFがかなりブームになっているみたい。この本では、中国作家以外に、日本人作家が中国をテーマに書いていたり、中国SFに関してのエッセイが掲載されていたりと、中国SFを俯瞰出来て楽しめた。特にエッセイでは、アメリカでの中国作家の現状や、中国でのSF界の活動が垣間見れるし、中国SFの他の作品を知ることが出来て、興味深く読めた。まだまだ読んでみたい本がある。しばらくは、中国SFから目が離せない。

  • かずぼう さん

    突出して面白いと思った作品は無かったが、それなりに楽しめる。中国人作家の『村長が死んだ』を読んで、やはり日本人とは死者に対する考えが違うのではないかと思った、死人に鞭打ち、死体損壊、死しても怨みは消えない中国、対して日本は死んだら仏さんになる。靖国問題にしても噛み合わないわけだ。

  • 小太郎 さん

    題名とジャケットが気になって読みました。ケン・リュウ、イーユン・リー、佐藤究、藤井太洋をはじめ日中米の新鋭作家の小説とエッセイ12編。SFだけじゃなく中間小説風の作品もあります。不思議な編集だと思ったら。文藝春季号の同名の特集号が評判良かったので単行本にしたみたいです。エッセイも含めてちょっとバラバラな感じはしますが楽しめました。この中では話題の佐藤究が孫文とインカという無茶振りをした「ツォンパントリ」が未読ながらきっと「テスカトリプカ」のスピンオフでは?と思いながら読みました。

  • 空猫 さん

    中国人によるSF短編集ではなく題名通り「中国とSFと革命」が主題のアンソロジー。数千年に及ぶ中国の独裁政治、侵略の歴史と文化。そこに神は居なくとも天文学、占星術、によって天命や使命を知り、国が政治が覆ろうとも生き抜く逞しさと生命力が根底にある、独特の世界観があった。佐藤究『ツォンパントリ』と、移民の、自由の国であるはずの米国で…ジェニー・ザンのエッセイ『存在は無視…』が強烈だった。『三体』も早く読みたいところ。

  • ひさか さん

    河出書房新社文藝2020年春季号(2020年1月)中国・SF・革命を大幅増補して、2020年7月河出書房新社刊。中国SFをテーマにした、日、米、中の作家12人による、小説8つとエッセイ4つのアンソロジー。ケン・リュウ、郝景芳、王谷晶、が好みでした。王谷さんは、別のものも読んで見ます。表紙にインパクトがあって、本を手に取るたびに、ドキリとします。

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人物・団体紹介

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ケン・リュウ

1976年、中華人民共和国甘粛省生まれ。弁護士、プログラマーとしての顔も持つ。2002年、短篇「カルタゴの薔薇」でデビュー。2011年に発表した短篇「紙の動物園」で、ヒューゴー賞/ネビュラ賞/世界幻想文学大賞という史上初の3冠に輝く。その後も精力的に短篇を発表するかたわら、中国SFの翻訳も積極的にお

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