グリーグ(1843-1907)
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グリーグ(1843-1907) レビュー一覧 2ページ目

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商品ユーザーレビュー

265件
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  •  多分、世界初のピリオッド楽器によるグリーグのピア...

    投稿日:2021/07/19

     多分、世界初のピリオッド楽器によるグリーグのピアノ協奏曲と小品集である。1849年製のエラールは、現代ピアノのやや乾いた硬い鋼鉄製のピアノ線の音とは異なり、響きが柔らかく音色の変化もあり、鍵盤を叩いた後の残響の余韻が美しく、また最強奏してもうるさくはない。ズーエフはこの特徴をしっかりと押さえて第1、第3楽章は繊細な音色を生かしつつ生き生きとピアノを弾いているし、第2楽章ではうっとりするような豊かな感性で優しくピアノを歌わせている。18世紀オーケストラも良く共感したパフォーマンスをしている。ライブ録音にしては音も良い。表題のついた小品はいずれも詩的な感興に溢れた演奏であり、最後の1854年製のプレイエルによるバラードも聞きごたえがあった。ピリオッド楽器によるロマン派の作品がもっと演奏・録音されることを願う。

    まさやん さん

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  • グリーグの管弦楽作品は全集としては他にほとんど録音...

    投稿日:2021/07/17

    グリーグの管弦楽作品は全集としては他にほとんど録音がないのでこちら一択となるが買って損のない名演!オススメ! グリーグの管弦楽はペール・ギュント以外あまり知られていないがドイツ、イタリア、フランスの音楽にはない民族音楽の要素が上手く取り込まれており美しい旋律の楽曲が多く、ペール・ギュント以外も十分一聴の価値があるものばかりだと思う。

    I.O.U さん

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  • 貴重な全集ですね。演奏も良かったです。わざとらしさ...

    投稿日:2021/07/06

    貴重な全集ですね。演奏も良かったです。わざとらしさはなく、でも、しっかり歌っているという印象で、私は気に入りました。

    せごびあ さん

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  • バラバラと発売されていたものが一つになった、ありが...

    投稿日:2021/04/22

    バラバラと発売されていたものが一つになった、ありがたいボックスです。 演奏家はあまり馴染みのない方々ですが、日本人が好む地元中心のラインナップ。録音も総じて優秀です。 ピアノ協奏曲はリヒテルのものを好んで聴いていたので、出だしのピアノ部分で少し戸惑いましたが、フィヨルドから流れ落ちる滝を表現しているということならば、この全集に収録のギムセ盤の解釈が正しいのだと思います。リヒテルの野太い演奏とは対極の、景色や情感を唄うタイプの演奏です。 他はこれから時間をかけて聴いていきたいと思います。

    あぶらげ さん

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  • ★10個付けたいくらいの超隠れ名盤! グリーグは「...

    投稿日:2021/03/26

    ★10個付けたいくらいの超隠れ名盤! グリーグは「北欧のショパン」と云われ、数多くの小曲を残しているが、如何せんショパンやリストなどと比べても演奏作品が少なく、特に日本てでは知名度も低いが「北欧のショパン」という言葉に偽りなしで、むしろ 楽曲としてはショパンやサティよりも聴きやす曲が多い。 グリーグはギレリス、アンスネスのCDを所有していて聴いていたが、数多いグリーグのピアノ曲の中では抒情小曲集に限定されたほんの一部でしかないので、より曲数の多いこちらのCDを購入して聴いてみたが、クリアで 優しいタッチがグリーグの曲想にバッチリ嵌っている。 音質的にも優秀でヘッドフォンで聴くもよし、BGMにも最適! 特に、静で美しい楽曲が多く、演奏もゆっくり一音一音、まさに音符を慈しむように丁寧に弾いているのでヒーリングやお休み前のBGMには特にピッタリ。 イメージで云うと激しさを抑えたショパンの夜想曲といえばわかりやすいかもしれない。 ホーカン・アウストボはサティの名盤があるが数あるサティの演奏の中では最も聴き疲れしない演奏だが、こちらのグリーグも同様なことが云える。 2021/3/26現在、国内のショッピングサイトの中ではHMVが最安値なので 騙されたと思って在庫があるうちに是非入手して聴いてみて下さい。

    I.O.U さん

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  • グリーグを聴くとしてもペールギュントとピアノ協奏曲...

    投稿日:2021/03/25

    グリーグを聴くとしてもペールギュントとピアノ協奏曲ばかりだったので、これでは寂しいなと思い、少しずつ他の作品を探しては聴いています。最近ではホルベルクと抒情小曲集を聴き、グリーグの印象が少し変わってきました。今度は交響曲と「秋」を目当てにして本盤を購入した次第。いやぁこの交響曲は面白かったですよ。グリーグっぽくはなかったけれど(笑)グリーグ自身が封印した曰く付きの曲とのことですが、若き日の習作とは言え、結構力んで作曲したのでしょう。カッチリの構成されていて「交響曲」らしいところが意外でした。民謡調だったり抒情的だったりを想像してましたが、どちらかと言えば重厚感のほうが強かったです。1864年に完成したとのことで、ブラームス やチャイコフスキーの1番シンフォニーより前ですよね。シューマンの後くらいかな。ロマン派的交響曲を書かなければと構えていたのかも知れませんね。グリーグの一面が見ることが出来たような気がして良かったです。小川典子のコンチェルトも良かったですね。細やかな表現で、丁寧に丁寧に演奏されています。この曲を大切にしているのだなぁと感じました。私が今までに聴いた演奏の中でも上位に入る素晴らしい演奏でした。小川さんの他の演奏も聴いてみようと思います。随分前ですがセントラル愛知交響楽団の定期で、小川さんのラヴェルのコンチェルトを聴いたことを思い出しました。

    rela-cla88 さん |50代

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  • アンスネスはトロールハウゲンのグリーグの部屋で、グ...

    投稿日:2021/03/23

    アンスネスはトロールハウゲンのグリーグの部屋で、グリーグの使っていたスタンウェイで演奏しているとのこと。グリーグの部屋に響く音に「聴き耳」をたててしまいました。演奏も素晴らしいですが、企画としても素晴らしいですね。すごく繊細で美しい演奏だと思います。ギレリスの名盤もありますが、アンスネスも良いんじゃないですか。細やかな表現を活かすことを考えて選曲しているのではないでしょうか。静かな曲に味が出ているような気がしますし、賑やかな曲からも繊細さが伝わってきます。寒い国にショパンが居たらこんな曲を書いていたかもしれません。繰り返し繰り返し「聴き耳」をたてて聴いてみたいと思います。アンスネスのピアノ協奏曲も聴いてみようかと思ってます。

    rela-cla88 さん

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  • ノックレベルクによるグリーグのピアノ曲全集第2弾は...

    投稿日:2021/03/17

    ノックレベルクによるグリーグのピアノ曲全集第2弾は、ノルウェー民謡を編曲した作品が収められている。25のノルウェーの民謡や19のノルウェー民謡など、グリーグは小品でこそメロディメーカーとしての才能を発揮しているように思う。若かりし頃、同世代のスヴェンセンの交響曲を聴いて自身の交響曲を封印したというエピソードがあるが、自身の適性が小品にあることを理解したからこその決断だったのではないかと思う。ノックレベルクはグリーグのスペシャリストとして著名なピアニストで、自らこのCDの解説を書くなど音楽学者としての顔も併せ持つため、演奏の説得性が極めて高いように思う。

    miklos さん

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  • ノックレベルクによるグリーグピアノ曲全集第4弾は、...

    投稿日:2021/03/17

    ノックレベルクによるグリーグピアノ曲全集第4弾は、「ホルベアの時代から」や「スロッテル」などを収録している。管弦楽版がよく知られる「ホルベアの時代から」は、ベルゲン出身でデンマークで活躍した作家・劇作家ルズヴィ・ホルベア(1684-1754)の時代に流行した様式で書かれた作品である。バロックの時代へのオマージュという点ではラヴェルのクープランの墓と類似しているのかもしれない。この盤で初めてこの曲のピアノ版(もともとはピアノのために書かれた作品)に触れ、何回か聴いているうちにもしかしたらピアノ版の方が管弦楽版よりもいいかも知れないと思えるようになった。 「スロッテル」はフィドルで演奏されるノルウェー農民の舞曲をピアノ用に編曲したもので、その大胆なリズムはバルトークの15のハンガリー農民の歌を思い出させる(余談だがバルトークは生前ソ連への演奏旅行時にハンガリーのグリーグと紹介されている)。 ノックレベルクの演奏はさすがスペシャリストだけあって、説得性があるし、彼が執筆した解説も専門家だけあって多くのことを我々に教えてくれる。

    miklos さん

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  • グリーグはピアノ協奏曲とペールギュントばかりが有名...

    投稿日:2021/03/14

    グリーグはピアノ協奏曲とペールギュントばかりが有名で、それ以外の作品の録音となると途端に少なくなる。そんな中で、ヤルヴィ、ルードに続き、エンゲセトまでもがグリーグの管弦楽作品をまとまって録音してくれたことは私のようなグリーグファンにとって非常にありがたいことである。 この8枚組の中では、管弦楽用に編曲された作品を集めたDisc2が内容的に充実していると思う。グリーグのピアノ作品「スロッテル」からの管弦楽用編曲や「抒情組曲」からの編曲作品は編曲としてよくできていると思うし、「リカルド・ノルドクロークのための葬送行進曲」は正直原曲の吹奏楽版よりオーケストラ編曲のほうが若き親友をなくしたグリーグの悲痛な思いが伝わってくるような気がして、抜群に良い。

    miklos さん

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ありがとうございました

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