クープラン、フランソワ(1668-1733)

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【中古:盤質A】 通奏低音をともなうヴィオール曲集より 酒井 淳、クリストフ・ルセ、他(日本語解説付)

クープラン、フランソワ(1668-1733)

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基本情報

ジャンル
カタログNo
KKC5863
レーベル
日本
フォーマット
CD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

日本語解説付き
雄弁にして妖艶なヴィオラ・ダ・ガンバの音色
酒井 淳が奏でるF.クープラン、フォルクレ


注目のガンバ奏者・チェロ奏者・指揮者の酒井 淳。2017年1月、「第15回〈齋藤秀雄メモリアル基金賞〉チェロ部門」を受賞し、あらためてその実力を世に知らしめました。アパルテよりリリースしたフォルクレ作品集は、レコード芸術特選ほか、各紙で高く評価されましたが、このたび、F.クープランを組み込んだプログラムの新譜が発売のはこびとなりました。
 F.クープランの1730年の作品カタログには「通奏低音を伴うヴィオールのための作品集」という記載がありましたが、この曲集は出版されることはありませんでした。20世紀初頭、「M.F.C.」とだけ記名があるヴィオール曲集の楽譜を音楽学者が見つけ、その装飾音の書き方やスタイル、タイトルの付け方から、これがカタログにも載っていた曲集で、1728年の作品であると特定しました。曲集に「F.C.」とイニシャルしか記さなかったこと、独特の演奏の難しさがあることから、クープランはこの楽器に親しんではいなかったのでは、という考えもあります。しかし彼の父はヴィオール奏者であり、自身も楽器を所有していたこと、また、1728年のこの曲集(同年マラン・マレが亡くなっており、「葬儀」と題した楽曲も含まれることから、この曲集はマレに捧げられたとする説もありますが、だとすれば「トンボー」としたであろうということで、マレに捧げられたものではないとされています)の素晴らしさから、それは妥当ではないと考えられます。
 間に挟まれたフォルクレの作品は、散逸していた自筆譜資料からの作品(アントワーヌ、ジャン=バティストのどちらが書いたかは不明)。18世紀初期、イタリア趣味の要素が強い作品となっています。
 ディスクを通して、酒井が主旋律(あるいはプルミエ)を奏でています。まず何と言っても酒井が奏でるヴィオラ・ダ・ガンバの雄弁にして美しく、しっとりとした質感の音色が素晴らしいのひとこと。霊感に満ちた即興的な装飾は、時に妖しさも感じさせます。録音が行われた場所は、F.クープランが住んでいた場所の近くということで、古の作曲家の息遣いが感じられるなか、録音が行われました。スケールの大きな音楽と、密度の濃い音色、そして酒井の音楽にピタリと沿ったルセら共演陣による通奏低音、すべてにくぎ付けの1枚です。(輸入元情報)

【収録情報】
F.クープラン:
● 通奏低音をともなうヴィオール曲集 (1728)より『組曲第1番ホ短調』

 (プレリュード - アルマンド - クーラント - サラバンド - ガヴォット - ジーグ - シャコンヌまたはパッサカイユ)
● ヴィオールのための聖歌(趣味の和、または新コンセール、1724年より)

フォルクレ:
● 3つのヴィオールのための作品 (MS135)
(アルマンド - クーラント - サラバンド)
● ラ・ジルエット (Vm7 6296)

F.クープラン:
● 通奏低音をともなうヴィオール曲集 (1728)より『組曲第2番イ長調』

 (プレリュード - フゲット - 葬儀 Pompe funeble - 白いシャツ La Chemise blanche)

 酒井 淳(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 クリストフ・ルセ(チェンバロ)
 マリオン・マルティノー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 イザベル・サン=イヴ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 録音時期:2017年7月4-6日
 録音場所:パリ、バンク・ド・フランス、ギャルリー・ドレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 輸入盤・日本語帯・解説付

【酒井 淳(さかい・あつし)】
名古屋生まれのガンバ奏者・チェロ奏者・指揮者。1986年に渡米。中島 顕氏、堤 剛氏、H.シャピロ氏に師事した後に渡欧。パリ国立高等音楽院でP.ミュレール氏に師事し、首席で卒業。同音楽院在学中から並行してバロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバをC.コワン氏に師事する。レ・タラン・リリクやル・コンセール・ダストレなどの古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会とCD録音を手掛ける。室内楽にも力を注いでおり、シット・ファスト(ガンバ・コンソート)やカンビニ弦楽四重奏団の創立者として活躍している。またソロでは、フランス・ヴィオール音楽のスペシャリストとして高く評価される。
 アパルテよりリリースしたフォルクレ作品集は、レコード芸術特選ほか、各紙で高く評価された。2017年1月、「第15回〈齋藤秀雄メモリアル基金賞〉チェロ部門」を受賞。(輸入元情報)

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