ドミンゴの歌声がたっぷり堪能できます。

全体のほぼ３分の１は北欧の曲で占められているが，恐れることはなかった。初めて聴いたがクリスマスにふさわしい美しい作品ばかりであった。シベリウスやニールセンを除けば２のリリエフォルスと３のヌールドクヴィストなどに特に感銘を受けた。どれも北欧の静けさと透明感が遺憾なく発揮され，クリスマスの意味をかみしめることが出来る。北欧以外のものはいわばサービスで，有名な曲ばかり。２２は「アルルの女」の第二組曲の「ファランドール」と同じ旋律。原曲であろうか。英語曲以外は英語の対訳もついているので意味が分かるのがありがたい。

国内盤で発売があったときは、「クリスマスの音楽」と「祈りの音楽」とを２枚組にしていた。今回の輸入盤再発にあたり、別の指揮者とのクリスマス音楽がカップリングしているが編曲のベースがドラゴンと違うので、14トラック以降は違和感があった。やはり、ドラゴン指揮・編曲で統一した方が良い。やたら、ＣＤの録音レベルが高く感じられるのは気のせいか？

夏のおしまい時に 思いついて聞いてみましたが 静かで安穏なクリスマスに 跳んでいける一枚でした

中世から現代まで、幅広くクリスマスの歌を集めたアンソロジー。演奏の水準の高さ、選曲の面白さで「キャロル集」の中でも群を抜いていると思う。指揮者のパロットはもうひとつ評価されていないが、こういう曲をやらせたら現在右に出る者がいないのではないか？このページを開いた人は、廃盤になる前に買っといた方がいいかも。

chon chi shakohatsi # Arnoldus Scharft ( Bass (Vocal) )

リヒターの旧盤のクリスマスオラトリオのテノールを担当しているゲルト・ルッツェは皮膚科医が本業で、トーマス聖歌隊で少年時代に歌っている。ギュンター・ラミーンが最も信頼を置いていた美声の歌手。若かりし頃のテッパーの名唱も聴くことが出来る懐かしい録音だ。

かつてドイツグラモフォンの傘下にあったArvchivの懐かしい聖地のクリスマス音楽の復活を喜んでいます。アルヒーフプロダクションには多くの名盤が未だに埋もれたままである。その魁として、聖地のクリスマス音楽が陽の目を見たことに喜びを隠せない。これを機に続々と名盤の復刻を期待してやまない。演奏は歴史的な貴重な価値がある。ベツレヘムの鐘の音で始まり それで終わる。独特の雰囲気はまさに宗教音楽の原点であろう。

ボニ・プエリは少年合唱団ではなく、青少年合唱団です。 そのため、一曲目のグレゴリオ聖歌など、大変すばらしいものになっています。 合唱好きの方はぜひ！

　オケなしの曲も多々あるので、全編カラヤン指揮というわけではないのですが、 格調高い歌に思わずクリスマスはイエス・キリストの生誕を祝うイベントであることを しんみり思わせられます。 　このような小曲の伴奏でも カラヤンはすごいと思うし、カソリックの国オーストリアのヴィーン・フィルのメンバーもちゃんと演奏してますね。