ガーシュウィン(1898-1937)

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CD

ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー&コープランド:アパラチアの春、他 バーンスタイン

ガーシュウィン(1898-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG70075
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明



ガーシュウィン
ラプソディー・イン・ブルー
コープランド
エル・サロン・メヒコ
アパラチアの春
バーバー
弦楽のためのアダージョ
バーンスタイン
キャンディード序曲

ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団(1,3-5)
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(2)
指揮:レナード・バーンスタイン

録音:1982年3月(1)、7月(3-5) サン・フランシスコ(ライヴ)、1989年10月 ニューヨーク(2)
デジタル録音
ジャズの要素を採り入れたアメリカ・クラシック音楽の古典《ラプソディ・イン・ブルー》、メキシコを訪れたときの印象が綴られた《エル・サロン・メヒコ》、アパラチア地方の風物を親しみやすい民謡風の旋律で描いた《アパラチアの春》、簡潔な主題が対位法的に展開する《弦楽のためのアダージョ》、ヴォルテールの小節に基づくミュージカル《キャンディード》の序曲。バーンスタインが指揮した魅力溢れるアメリカ管弦楽名曲集です。

内容詳細

アメリカの近現代の音楽史を彩る作曲家を並べて、バーンスタインが持ち前のジャジィな感性と開放感あふれる雰囲気とを発揮した名演。敬愛するコープランドや濃密なバーバーの抒情など、まさに絶品だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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バーンスタインとロサンゼルスフィル、一見...

投稿日:2018/01/03 (水)

バーンスタインとロサンゼルスフィル、一見ベストマッチのようだが、 軽快なメロディーのガーシュインの曲を大上段に振りかざして演奏されても困る。 やはりバーンスタインのアメリカ音楽は若き日のニューヨークフィルとの旧盤が圧倒的に良い。

abbadondon さん | 栃木県 | 不明

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ラプソディー・イン・ブルーは60年代の録音...

投稿日:2013/08/11 (日)

ラプソディー・イン・ブルーは60年代の録音のほうが生き生きしており、曲のイメージに合っているが、個人的にはこちらの演奏もスケールの大きさはユニークで思い出深い。バーバーのアダージョもアパラチアの春などもバーンスタインの晩年様式でテンポを遅めにとり、こってりコテコテに情緒纏綿と歌い上げる演奏だ。明快で能天気なアメリカ音楽ととらえがちなこれらの曲が、実はその中に、現代人の憂鬱のようなものが根底に滲んでいるとさえ感じさせる。録音の良さは言うまでもなく、ファンならば、当然、新旧録音両方聴いてみるべきだ。

eroicka さん | 不明 | 不明

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これは素晴らしい超名演だ。このうち、ラプ...

投稿日:2011/09/10 (土)

これは素晴らしい超名演だ。このうち、ラプソディ・イン・ブルーについてはバーンスタインによる旧盤(1958年)との優劣を比較することは困難を極めるが、それ以外の諸曲については、それぞれの楽曲の演奏史上トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。バーンスタインは、かつてニューヨーク・フィルの音楽監督の時代には、いかにもヤンキー気質の爽快な演奏の数々を成し遂げていたが、ヨーロッパに拠点を移した後、とりわけ1980年代に入ってからは、テンポは異常に遅くなるとともに、濃厚でなおかつ大仰な演奏をするようになった。このような芸風に何故に変貌したのかはよくわからないところであるが、かかる芸風に適合する楽曲とそうでない楽曲があり、とてつもない名演を成し遂げるかと思えば、とても一流指揮者による演奏とは思えないような凡演も数多く生み出されることになってしまったところだ。具体的には、マーラーの交響曲・歌曲やシューマンの交響曲・協奏曲などにおいては比類のない名演を成し遂げる反面、その他の作曲家による楽曲については、疑問符を付けざるを得ないような演奏が目白押しであったように思われる。本盤におさめられた楽曲はいずれも米国の作曲家によるものであり、それだけにバーンスタインの晩年の芸風がいずれもプラスに作用していると言えるのではないだろうか。ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーについては、とてつもない超名演であった旧盤(1958年)と比較すると、テンポが遅くなるとともに濃厚な表情づけがなされていると言えるが、同曲特有の軽快なリズム感においてはいささかも損なっておらず、いい意味での円熟の名演に仕上がっていると言えるところであり、旧盤との優劣は容易にはつけられないのではないかと考えられる。コープランドの2曲については、バーンスタインとしても自家薬篭中の作品であり、あたかも水を得た魚のような生命力溢れる力強さと濃厚な表情づけがうまくミックスされた素晴らしい名演に仕上がっていると評価したい。その演奏の彫の深さなどを考慮すれば、今後ともこれ以上の演奏を成し遂げるのは困難を極めると言えるだろう。バーバーの弦楽のためのアダージョは、おそらくは同曲演奏史上最も遅いテンポをとっているのではないかとも考えられるが、その濃厚で彫の深い表現は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な凄みのある名演であると言える。そして、自作自演でもある「キャンディード」序曲に至っては、正にバーンスタインの独壇場。同曲特有の躍動するようなリズム感と彫の深い濃厚さが一体となった稀有の名演と言えるだろう。音質については、従来盤でも十分に良好なものであったが、今般のSHM−CD化によって、若干ではあるが音質が鮮明になるとともに、音場が幅広くなったように思われる。バーンスタインによる至高の超名演をSHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに喜びたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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